これこそが ツタンカーメンの 呪いやろ・・・。

              

ツタンカーメンの呪い、というおどろおどろしい話がある。
20世紀初頭、ハワード・カーターがツタンカーメンの王墓を発掘し、
その後、発掘のスポンサーだった、イギリス貴族のカーナヴォン卿など、
発掘に関わったヒトたちが、次々と変死。
ツタンカーメンの呪い、として、大々的に報道され、
世界中にその噂が、轟き渡った。
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でも、この話、科学的に説明がつくのよね。

何より、ツタンカーメン王墓を発見し、発掘した当の本人である、
ハワード・カーターは、発掘後も健康に、寿命を全うしているし。

墓を暴いただけでなく、柩からツタンカーメンのミイラを取り出し、
あの有名な黄金のマスクを外し、ミイラを巻いていた布も取り外し、
丸裸状態にしている、ハワード・カーター。
もし、呪われるなら、真っ先に彼が犠牲になるやろう。

そもそも、呪い、と新聞が書いたのも・・・。

発掘のスポンサーやった、カーナヴォン卿が、発掘の取材を、
ある新聞社と独占契約を結んでいたため、他の新聞社は思うように記事が書けず、
そのことを妬んで、発掘関係者の病死、事故死が続いたのを、
呪いだ!とセンセーショナルに騒ぎ立てたから。
他の新聞社、そうでもしないと、このネタで部数が伸ばせなかったので、
スキャンダルに仕立てた・・・と言われている。
1世紀前も、マスコミはマスゴミと揶揄される性質、
持ってたわけやね~。

また、古代エジプトの墓って、盗掘されていなければ、何千年も閉じられたまま。
何千年も換気されていない空間に、アスペルギルス(黒カビ)が、発生している。

アスペルギルスは、体力や免疫力の衰えたヒトが吸い込むと、
気管支炎や肺炎を起こすだけでなく、
そのヒトの弱っている臓器を、攻撃する。
血管系に症状が出たり、中枢神経系に症状が出たり、
ヒトそれぞれ。

だから、ツタンカーメン王墓発掘関係者で、異なる原因の病死が相次いだのも、
この黒カビを吸い込んで、それぞれに弱い臓器を攻撃されてのことだと考えれば、
理性的・科学的な説明もつけられる。

日頃、エジプトより涼しい(というか寒い)イギリスにいた、
当時の年齢としても老齢のカーナヴォン卿と、エジプトに普段暮らし、
暑くて乾燥した気候になれていた、まだ若かったハワード・カーター。
どちらが、アスペルギルスの耐性が強いか、と考えれば、
カーターよね、どう考えても。

ところが、最近コワいなぁ、と思った話が。

カイロ国立博物館に展示・保管されている、ツタンカーメンの黄金のマスク。
同博物館の修復士が、このマスクを修理中、あろうことか・・・。
あごひげを掴んでしまい、何と、取れてしまった!

慌てた修復士、何とか直そうとしたけれど、
博物館の接着剤を使うと、自分がやったとバレてしまう。
それで、彼はまたしてもあろうことか、街中に持ち出し・・・。
大工道具(大理石用瞬間接着剤)で、貼り付けてしまった。
慌てていたので、曲がってるし、接着剤はみ出てるし、という雑な仕上がりで。

元通り、展示ケースに収めて展示したけれど、観光客に
「ヘンなモノがはみ出てる!曲がってる!」と見つかって騒ぎになり、
彼の所業が、白日の下に。

エジプト考古学会、トンデモナイ大騒ぎに。
そりゃ~そうよね、エジプトの国宝どころか、人類のタカラみたいなもんやし。

なんでも、ドイツから強力な剥がし剤を取寄せ、3~4日かけて、
剥がすんやって・・・。

その間、それを目当てに博物館に行っても、見れない可能性もあるやん。

定年間際の、ベテラン修復士やったそうな。
この不始末で職もなくしたろうし、これから先、損害請求もされるやろうし。
家族も、世間のキビしい目にさらされるやろうし・・・。
残りの人生、文字通りの生き地獄なんちゃうやろうか。

これこそが、まさしくツタンカーメンの呪いやろ・・・。

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明日は、都会に出かけるでぇ~~~。