収入が 上がった際に やるべきは・・・。

              

「収入の リスクヘッジの 極意とは・・・。」という記事を、以前書いたことがある。

収入のリスクヘッジとして、得る収入の性質を分けておくと、もし何かでその収入がひとつ途絶えたとしても、慌てることが少なくて済む。

上の記事で紹介したのは「報酬」「物販」「賃料」「配当」「年金」だったけれど、現役世代の社畜兼業せどら~の場合、現実的には「給料」「物販」に、さらにアフィリエイトなどに取り組んで「広告収入」を得る、という感じだろうか。

ある程度稼げるようになると、FXや株式投資などで配当収入を得たいと考える人もいると思う。
しかし、ここで注意しておかないといけないことがある。
本来、投資は余剰資金で行うものだから、仕入れ資金・納税資金・その他設備投資資金(PC・モニター・プリンターを複数にするなど)の必要な資金をプールした上で、余裕があれば投資に回すようにしなくては。
間違っても、虎の子資金を全額投資に回して大損こくようなことはしてはいけない。
株式投資であれば、オイシイ株主優待のある企業を選ぶ、というのもひとつのテではあるけれど。
洗剤詰め合わせセットもらえるとか、食用油セットもらえるとか、住んでる地域の私鉄の株主優待で鉄道料金安くするとか。

そして、もうひとつ考えておかなければならないこと。
せどり、というのはずっと稼ぎ続けられるビジネスモデルなのだろうか?ということ。
密林様が出品者にますます厳しくなっているのを見ても、いつ出品に際して資格制限などをしてきてもおかしくはないだろう。
出品者が多くなりすぎて、「密林様の看板借りてる」自覚の薄い出品者も増えているこの頃、自らのブランドイメージを守るために、密林様はむしろ積極的にそういう行動にいつ打って出てもおかしくはない、とさえ思う。

うさぎ書林さんかぴばら堂さんのように、せどら~からプロの古本屋さんに転身する場合を除き、せどりはそれでずっと稼ぎ続けられるビジネスモデルではない、とも思う。
何かしらの目的を持ち、その目的達成の手段として取り組む、というモノではないだろうか。

だから、せどりである程度稼げるようになったあとに自分のビジネスをどう展開させていくか、ということは初めのうちから考えておかないといけないだろう。

今後の展開のために自分への投資として何か資格を取るもよし。
私のように以前からやりたかったことを実現するために、あれこれと苦闘するもよし。
どうするかは、人それぞれ。
自分はどうしたいか、を常に考えておくべきだと思う。

後々後悔しないように、精一杯力いっぱい努力するしかないんやけどね~。