マケプレの 適正価格を 決めるのは・・・。

              

クラシックはせどりでは鉄板のロングテール商品だ。
その回転率の悪さたるや、恐ろしいモノがある。

ただし、仕入れ値に対して売値は高くなる、いわゆるプレミアム価格のものもある。

クラシックに詳しくないせどら~がこうしたランキングメチャ低・仕入れ値安・売値高・・・と3拍子揃ったものをブックオフなどでツールで見つけると、「プレ値ウマウマ~」と仕入れたくなるのも仕方のないことだ、と思う。

しかし!
クラシックは鉄板ロングテール商品であることを決して忘れてはいけない。
表示されている密林マケプレのランキングが例え3桁・4桁数字であっても、だ。
J-POP・ロックなどはその表示されたランキングの数字そのままで考えて大丈夫だが、クラシックはその数字×10倍くらいの数値でランキングを捉える必要がある。(例えば5600位だったら56000位くらいで考える)

だから、うっかり「プレ値ウマウマ~」と仕入れると「いつまでたっても売れない」ことに悩まされ、ついには値下げをすることになる。
もし、出品者に価格改定ツール使用者が多ければ、ツールによる値下げ合戦が始まり、結果として相場を崩すことにもなりかねない。

この状態は・・・。
昨日の「半沢直樹」に出てきた、タブレット端末上の数値ばかり見ていて、肝腎の相対する人を全く見ていない銀行員のような状態だ。
密林マケプレでライバル出品者を出し抜き、自分の出品を売りぬくために、PC上の数値で最安値取得合戦を展開しているだけで、クラシック購入者層のことが全く見えていない状態と言える。

クラシックの購入者層はどういうヒトビトだろうか?
音楽を専門に勉強している学生・勉強した音楽を職業にした人。
一般のクラシック音楽愛好家・・・。
大雑把に言えば、こんなところだろうか。

では、一般のクラシック音楽愛好家にはどんな人がいるだろうか?

経験から言うと、経済的に余裕があり、社会的地位もそれなりにある人が非常に多い。
その上、音にこだわりのある人たち、でもある。

こういう人たちは安いから、という理由では恐らく購入しない。
再発の廉価盤ならともかく、オリジナル発売盤や初回限定高音質CDなどなら、中古でもそれなりの金額を払うのは当然、と考えているだろう。
逆に、それなりの商品代金を支払う際に、「趣味にこれだけの対価を払える資力を持った今現在の私」に満足し、快感さえ覚えているのではないか、とも思う。

そういう購入者層に、値下げ合戦繰り広げて最安値が1000円を切ってしまったような商品は訴求力があるだろうか・・・?
答えは否、だ。
逆に、「あまりに安すぎるから何かおかしい」とか「海賊盤ではないか」とか、マイナスの連想を働かせ、そういう出品には見向きもしないのではないだろうか。

密林マケプレは安く出品すれば売れる、というワケではない。

総ての商品に対し「この商品を購入してくださるのはどういうお客様か」ということを考え、その想定しうる購入者層の心をどう掴み、販売につなげていくか・・・ということを忘れたらアカン、と思う。
購入の際の適正価格を決めるのも、せどら~ではなく、お客様のニーズである、ということも。

年中、頭働かせ続けなアカンなぁ~。

やっぱり・・・せどら~は将来ボケる心配が少ないかもしれない。

我が家のCDプレイヤー、ついに寿命かも・・・。