せどりノウハウ」カテゴリーアーカイブ

クラシック 楽譜のせどりも 要知識

              

わたくしめは一応ピアノを弾くニンゲンなので、我が家には楽譜がごろごろとしています。
愛用品は生意気にもグランドピアノでございます。
ちなみに、ピアノ部屋の様子は・・・漫画「のだめカンタービレ」をご参照ください・・・。
ほほほ・・・。
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ところで、あなたがクラシック系のピアノの楽譜をせどりするとして・・・。
「この楽譜を買うのはどないなヒトやろか?」と、考えたことはありますでしょうか?

もし、「考えたことないわ~、何やお宝くさいからせどってみたんや~」というのであれば、
これからわたくしめが書き散らすことをちょろっと頭の隅に置いてみてくださいまし。

ピアノを習うと、練習曲は初心者向け教材→ツェルニー30番・40番
→クラ―マー・ビューロー・モシェレス→ショパン・ドビュッシーのエチュード

バッハならばインヴェンション→シンフォニア→平均律
古典曲ならソナチネアルバム→モーツァルト・ハイドン・ベートーヴェンのソナタ集
という(むっちゃくちゃ乱暴なくくりですが)流れでえっちらおっちら練習する修行の日々が、
待ち受けています。

当然、修行には向き・不向きというものがありますので、
ピアノを習ったニンゲンの誰もが音大ピアノ科の入試で実技試験として課せられる、
ショパンのエチュード・バッハの平均律・ベートーヴェンのソナタ
に辿りつける、というものではなく、
多くの人がツェルニー30番・ソナチネアルバムあたりで「あとは自分で好きな曲勝手に弾くもんね~」と、
修行の日々に別れを告げます。

というわけで、ショパンのエチュード・バッハの平均律・ベートーヴェンのソナタの楽譜は、
国内版の全音・音友などでも定価が高めに設定されています。
だって、もともと買う人の絶対数が少ないんですもの。
え?なんだか、お宝くさいって?
まあ、ちょっとお待ちなせぇ。

ピアノの専門教育を受けているヒトや、趣味でも本格的にやりたいねん!というヒトは、
国内版の楽譜はまず使いません。
輸入の、原典版、と呼ばれるものを使うのです。

ショパンのエチュードなら、ポーランドのパデレフスキ版かエキエル版
(ただし、パデレフスキはヤマハがライセンス契約しているので国内版があります)
バッハの平均律・ベートーヴェンのソナタならドイツのヘンレ版
が主に専門教育の場で使われている鉄板ものです。

もし、消せない筆記具による書き込みがないこれらの楽譜がブックオフで単Cで売られていたら、
せどってもいいかも。(ただし、ロングテール商品になる覚悟は必要です)

しかし、プロパーではやめておいた方がいいです。
音高・音大などの学内の売店には楽器店が必ずこうした楽譜を納入しているので、
ほとんどそこで買うことになり、密林マケプレで中古買おう!!と考える人はまずいない

と思います・・・。

じゃあ、趣味で本格的にやってる人は・・・?
これまた、ついている先生の紹介の楽器店で購入することが多いです。
昔ながらの御用聞きよろしく、楽器店の営業担当者が先生からのご注文を、
ご自宅やレッスン場にお届けにあがるのは、よくあること
なのです。

というわけで・・・。
このような専門教育向け楽譜を密林マケプレで購入する人物像として考えられるのは、
いったいどんな人たちなのか・・・?
と、考慮する必要がある、とわたくしめは思うのです。

「せどりの眼」で、少数派をターゲットにする戦略が語られていますが、
クラシックの楽譜に関しては上記のような事情があるので、せどりする時に注意が必要です。

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1円本 高く売れたん 何でやろ?

              

密林マケプレには、過酷な価格競争?の末、
最安値が1円にまで下がってしまった本・CDなどが死屍累々とありますが・・・。
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わたくしめのアカウントにも、結構あります。
自分が昔読んだ本をブックオフに持っていくよりは高く売れるかも、と思い売りに出したもの、
せどった当初は最安値500円くらいだったのに、出品者がわらわらわら~と増えてきて、
相場がずるずるずる~と下がってしまったもの、などなど。

実は、わたくしめは学生時代、出版社でバイトしていたことがあり、
1冊の本が世の本屋さんに並ぶまでの間に、作家・編集者をはじめとするホントに大勢の人の手を経て、
大変な手間をかけ・・・というめちゃくちゃ過酷な本づくりの過程を目の当たりにしているので、
たとえ古本といえど、1円で密林マケプレに出品するのがどうしてもできず・・・。

半ば意地で、200円とか300円で出品したままにしていました。
夫には、「あんさん、そんなんやってたら売れるもんも売れんのんちゃうか」と、言われ、呆れられつつ。

しかし・・・これが、売れたのですね。
最安値1円本の嵐の中、わたくしめの200円、300円などの価格で出品していたものが!

夫と二人、「何で売れたんやろなあ・・・」と、またまた経営戦略会議のぱちもんを開き、
議題としてあげて考えてみましたが、悲しいかな、きちんと分析した結論が出せず・・・。

考え付いたのが、本の状態とそれを説明したコメントが、
数ある出品物の中から、お客様に選んでいただけた一番の理由ではなかろうか、と。

できる限り、簡潔・的確に本の状態をコメントに記入するように心がけていたのですが、
もしかしてその心がけがお客様に商品選定にあたって安心感を与え、
選んでいただける原動力になったのでしょうか・・・。
う~~~ん、よくわからん。

この経験から、物販は、価格を安くすれば売れるという単純なものではない、と気付かされました。
う~~ん・・・奥が深い世界ですね・・・。


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2年も前に書いた記事ですけど、当時から相場クラッシャ~に、
密林マケプレ荒らされていたのですね~~~。
あのさぁ・・・。
安くすれば売れる、ってもんちゃうんやけど~~~?!