またまたブログの更新をサボっておりましたのは・・・。
せどら~稼業の合間に、映画をせっせと観ていたからでございます。
と言っても、DVDとスカパーとWOWOWのお世話になりっぱなしなのですがo(TヘTo)
先週、ストロベリーナイトを映画館で見て、やっぱり映画は映画館で見るもんやね~と思わされたばかり。
まあ・・・現状では仕方ないんやけど~。
今週末観たのは・・・。
日本映画の「植村直己物語」とアメリカ映画の「人生はビギナーズ」の2本にWOWOW制作のドラマ2本。
(観過ぎとちゃう?!というツッコミは禁止とさせていただきます~)
「植村直己物語」、植村さんがマッキンリーで消息を経った1年後に制作された映画でございますが・・・。
主演の西田敏行さんや他のキャスト・撮影スタッフも実際に植村さんが登った山々などの現場に行き、撮影したんだそうで。
ヒマラヤのベースキャンプは標高5000米付近だったため、高地順応するために28日間かけて全員でそこまで登って撮影し、グリーンランドの縦断・北極圏横断も実際にその場に行き、撮影し・・・だったそうです。
実際に植村さんが立った地で撮影したフィルムに焼きついた主演の西田敏行さんの姿。
本当に植村さんがそこにいるように観えました。
役者が演じる、ということを超越したところに生まれた、奇跡のような圧倒的なリアリティ。
それにしても・・・製作費、めっちゃ贅沢に使ってますね~。
堺雅人さんと生瀬勝久さんが出演した「南極料理人」のロケ地が網走だったことを考えると・・・。
1980年代って映画の製作費も潤沢にあったんやねぇ・・・としみじみ思いました。
もう1本の「人生はビギナーズ」は去年のアカデミー賞の助演男優賞をクリストファー・ブラマーが受賞した映画でございます。
母の死後、75歳の父から「私はゲイなんだ」と告白されるこの映画。監督自身の実体験に基づいて作られたそうな。
主演は、若き日のオビ・ワン・ケノービを演じた、ユアン・マクレガー。
彼の映画出演1本のギャラが日本円で約6億くらいらしい・・・のですが、この映画の制作費自体は6億くらいだったのだとか。
企画内容を聞いてギャラが通常より安くても出演快諾したんでしょうね、きっと。
しみじみと味わい深い映画でございました~。
映画の制作費、日本だけでなく世界中どこの現場でも捻出するのが難しい状況になっているんでしょうね。
ハリウッドの超大作は別かも知らんけど・・・。
そういう状況の中で、いい映画を作ろうと日々頑張っている世界中の映画人。
社畜業してると・・・。
平日仕事して、残業とかあったりするので、土日にしか行けないことが多いですね。
そうした中で、限られた時間と資源(お金)をどの映画に振り向けるか、実に悩ましいところですが・・・。
世界中の映画人達の努力に敬意を表し、映画はやっぱり映画館で観ませう、皆様。
え・・・?TSUTAYAとゲオとスカパーとWOWOWに依存している、アンタが言うな・・・って?ほほほ~。