カネボウの美白化粧品の回収騒ぎ、大変なことに・・・。
ニュースで見た被害者の方、本当にお気の毒です・・・。治療がうまくいきますように・・・。
2008年から、化粧品に使われていたロドデノールで白斑ができた、ということらしいけど・・・。
実際に白斑被害が報告されたのは今年1月になってから。はて・・・?
4年以上、皮膚科医から「御社の製品が原因と思われる白斑が」という報告が全くなかったのか?
はたまた、昨年末から今年初めにかけて生産された分から、成分に微妙な変化でもあったのか?
他社製品との組み合わせで、肌の上で何らかの化学反応が起きたのか?
そこのところは今後の調査結果待ち、ですね。
現段階では、まだ何とも言えないでしょう。
カネボウと親会社の花王に調査頑張ってもらうしかないですよね。
美白化粧品、というのは日光に当たった時の肌の自然な防御反応である、メラニン色素の生成を抑える働きがあるので・・・。
それだけ、肌に負担をかけることにもなるわけです。
こうした化粧品を使う時は、日中の紫外線対策をきっちり行わなくてはなりません。
顔にはUVカット機能のある下地・その上からファンデーションなどを塗って保護するけれど・・・。
手や首にも美白化粧品塗るんだとしたら、そこにも紫外線対策をしなければ、防御機能を弱めた脆弱な状態で肌を直射日光にさらすことになってしまいます。
女性特有のシミに肝斑、というのがあり、これに効く飲み薬として以前トランシーノの錠剤をこのブログで紹介したことがあります。
ただし、このトランシーノ、日焼けが原因でできるシミには効きません。
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日焼けが原因のシミに効く塗り薬としては、ハイドロキノンが有名ですね。元々、皮膚科医で処方してもらうようなモノでしたが、最近は化粧品にも使われるようになった成分です。
シミによく効く分、肌にかかる負担は、同じシミに効くと言われている、トラキネサム酸やコウジ酸配合の化粧品より、ずっと大きい。- ★純正品/送料無料★ドクターシーラボ ハイドロキノンクリームHC-1193%(5g)+お楽しみBOX
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ドクターシーラボのこの製品、成分濃度の違いによる3%と5%の2種類ラインナップがあり、メーカーは薄い濃度から試してください、と推奨していたのだけれど・・・。
早くシミを消したい、と濃度の濃いモノから使ってしまい、却って肌荒れを起こし、皮膚科医のお世話になった・・・という商品レビューを密林様で読んだ記憶があります。(現在は密林様での取扱いないようですね、このクリーム)
負担が大きい分、日中使用するなら紫外線対策はものすごく厳重にするか、あるいは夜寝る前に使うだけにしたほうがいいんですよね、こういう製品って・・・。昨今の美魔女ブームを見てもわかるように、女子はいくつになっても、キレイでいたい生き物。
同じ年をとるのでも、キレイにとりたいと願う生き物。
化粧品は、そんな女子にとってはキレイでいるための、非常に重要なツールであり、アイテムなのだけど・・・。
使い方を誤ったり、肌質に合わない製品を無理に使ったりすると、却って肌を痛めかねない、諸刃に剣のツールでありアイテム、でもあります。使用上の注意(?)をよく読み、正しく使いませう。
なんかヘン、と思ったら、とっとと使用を中止すべし。
それが一番いい化粧品との付き合い方、だと思う・・・。
肌に合わないシャンプー使って、指の腹の皮がボロボロになったことがある・・・。
あのまま使ってたら・・・げ~は~になってたかも・・・。