絶版の 大人の事情 やるせない・・・。

      2016/12/18

先日、都内某古書店で「キャンディ・キャンディ」の全巻セットを見かけました。
お値段は、6800円ほど。
ちなみに、密林様だとこんな感じ。↓        ↓著者名に注目せよ~!

キャンディ・キャンディ [少女向け:コミックセット]/水木杏子
¥価格不明
Amazon.co.jp

この背表紙は講談社の「なかよし」に連載されていた当時のものですね。
年上の従姉妹に貰い、読んでいましたよ、しかも初版。
今手元にあればまんだらけでいいお値段で買い取っていただけそうですが~。
わたくしめが読み飽きた後、年下の別の従姉妹が「読む~」と言って持って行ってしまいました。

新しいものだと、白い背表紙に赤字で「キャンディ・キャンディ」と印刷されている、シンプルなデザインになるので、こんなにカラフルじゃないのです。見かけた全巻セットは新しいタイプのものでした。

この「キャンディ・キャンディ」、長らく絶版となっています。密林様のこの画像でも説明が「水木杏子」となっていて、「いがらしゆみこ」の名前はありません。
原作の水木杏子氏と作画を担当したいがらし氏の間で、この作品の著作権をめぐり、裁判となったからです。
判決はすでに出ており、水木氏勝訴、なのですが・・・。
「キャンディ・キャンディ」のコミックス、アニメ化された作品のVHS,DVDなどの製作・販売は水木氏・いがらし氏2人の許可が必要になってしまいました。しかし、原作者・作画者の間には和解がない。
そのため、再販の可能性は現状では限りなく低い・・・というより、ほぼゼロ、なのです。

挿絵のない小説版などは水木氏のみの許可で出版できるので、「キャンディ・キャンディ小説版」もあります。
上巻が漫画版の小説、下巻がキャンディとアルバートさんの往復書簡になっていて30代になったキャンディが今どうなっているのか・・・なんとなく、想像がつく体裁になっているそうです。
(ネタバレですが・・・。小説版ではスザナは亡くなっています~)

久しぶりに読んでみたいな~、と思っても密林様でたか~いお値段払わないと読めない、というのは哀しいですね。
原作者と作画者が和解し、再販されれば良いのですが・・・。

そういえば、子供の頃もらった「キャンディ・キャンディ」を夢中で読んでいた頃。
我が亡き母が「子供の頃、似たような話読んだ記憶あんねん・・・。」
「その話ではな、キャンディはローズマリーが夫の留守中に浮気して出来た子で、エルロイ大叔母様が生まれてきた子を家の恥や、て孤児院の前に捨てさせたねん。せやから、アンソニーとキャンディは父親違いの姉弟やねん、実は。」
「うそこけや~~~」
「うそちゃうで、おかんが子供の頃読んだ話はそないなってたねん。捨てられた姪っ子をアルバートさんが探しにきたんやけど、まだ子供やったさかい引き取れんで、ず~っと見守ってて・・・。」
「うそこけや~~~」
「アルバートさん、姪っ子やからアードレー家の養女・・・いうか、自分の養女にしたんやでぇ。ローズマリーとキャンディ、目ぇがよう似てるて出てきたやろ~。あの話が少女漫画になったんかて思うてたわ~~~。」
「うそ、こけや・・・。」
そんな話を同級生宅でしていると、そこのおばちゃんが「おばちゃんも、子供の頃、あんたのおかんが読んだ話と同じのん、読んだ記憶あるでぇ・・・。」
同級生とわたくしめ、ただただ無言・・・。

他の同級生んちのおばちゃんからも異口同音で何人かから聞いたこの話。
「キャンディ・キャンディ」と似たような設定の、もっとドロドロした少女向け小説があったんでしょうか、昔・・・。
「あしながおじさん」はもうちょっとカラっとした(?)印象だし、「赤毛のアン」ももっと明るい(?)印象だし・・・。
はて・・・?

おばちゃんらとおかんが読んだ、言うてる話・・・気になるわ~、ホンマ・・・。

 

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