要確認 新品楽譜 その姿

   

日本国内のクラシック系の楽譜出版社としては、全音楽譜出版社と音楽之友社の2社が老舗、といえます。

わたくしめはピアノをやっていたので、この2社の楽譜には昔から馴染みがあり・・・。

音楽之友社のピアノ譜は、以前は譜面台の上に乗せた時の開き具合の悪く、使い勝手がイマイチ・・・。
ピアノ譜としては、全音楽譜出版社のものの方が使い勝手がよい、という印象でした。

余談ですが・・・。
ピアノ譜ではなく、ソルフェージュの教材は全音楽譜出版社よりも音楽之友社のほうが充実しているなあ、という印象でした。

さて、全音楽譜出版社のピアノ譜を密林マケプレで出品している方のコメントを見ていて、時々気になることが。

「ビニールカバーはありません」とか「ビニールカバーなし」とか「帯なし」とか書いていらっしゃる方が時々いらっしゃいますが、楽器店の楽譜売り場や、大手書店(ジュンク堂とか)の楽譜売り場などで、直近の新品の全音楽譜出版社のピアノ譜、ご覧になったことありますか・・・?

全音楽譜出版社のピアノ譜に、ビニールカバーと帯がついていたのは、確かバブルが崩壊する前までだったと記憶しています。
手元にある、1988年・1989年発行のピアノ譜にはカバーと帯がついていますが、バブル崩壊後のものにはありません・・・。

バブル崩壊後、楽譜を値上げしないための企業努力だったのか、ビニールカバーと帯が廃止されました。
ちなみに、帯は技術的なグレードを表すもので、橙色→初級第1課程と第2課程、黄色→中級第3課程と第4課程、青色→上級第5課程と第6課程に分かれていました。
その帯が廃止され、第1課程から第6課程までのグレードは星の数で表すようになりました。(星が増えるとグレードも高くなる)
また、ビニールカバーが廃止されるとともに、表紙がコーティングされた紙に変更されました。ビニールカバー時代の表紙は、ヨレヨレになりやすい紙質だったのです。

もし、仕入れよう!と思った全音楽譜出版社のピアノ譜の表紙がコーティング紙で、ビニールカバーと帯がないのであれば、それはバブル崩壊後の出版で比較的新しいものではないか、と考えられます。
逆に、ビニールカバーと帯が付いているのであれば、出版から20年以上経過した古いもの、と考えてまず間違いないでしょう。よほど状態が良いものでない限り、仕入れはやめておいたほうがいいかもしれません。

ピアノ譜の中でも需要の高い、全音版のハノンやツェルニー30番などをせどりする場合は、まず表紙の紙質をチェックし、ペンなどによる消せない書き込みがないかも確認するようにいたしませう、皆様・・・。
あ!ただし・・・!音楽之友社は今でも大きな緑色の帯つけてますからね~~~!!!

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明日は今日より10度も最高気温が下がるんやってぇ~~~。もう勘弁してください(^^;

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