仕入れて出品してから、ずっと売れない本があった。
ジャンルによっては、とっくに損切りしている。
でも、専門書、というワケではないけれど、読者がある程度限定される、
ある意味ニッチな書籍やったので、出品を続けていたのやけれど・・・。
流石に、もう損切りしようかな、と思ったら・・・。
昨日、ポロっと売れた。
年単位で抱えていたこの本が売れた理由を、考えてみる。
物販には、タイミングが重要なんや、と思う。
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この本、単Cで仕入れた。
その当時の相場、2000円以上3000円未満。
今は亡きたそがれ親父さまや、カピバラ堂さんなどのプロの古本屋さん。
そういった方が、この書籍の価格相場を形成・維持していた。
ニッチな読者層に訴求する書籍やからか、あまり値崩れもせず。
出品するせどら~も、プロがこういう値付けをしているから・・・。
その値付けを参考にして値付けをしていた。
私もそれにならい、自分の出品物の状態を考えた上で、出品。
ところが!!!
ある日、以前、せどり業界を震撼させた、とある高額塾の塾長が、
その書籍を出品してきた。
彼の手法は、とにかく、どんな書籍でも、FBA最安値にして、
薄利多売で売りまくる、という手法。
しかも、FBAが新規出品を停止していた時期に、その高額塾を募集。
彼の売り方の手法の一番のキモである、FBA最安値出品が塾生は使えないのに、
私が稼がせます、なんてよく言うよ・・・と、イケズに冷たく、眺めていたけれど。
その書籍に対しても、FBA最安値で出品。
2000円以上3000円未満の相場に、1000円程度でFBA出品されたことで、
他のせどら~が慌てて追随してしまい、あっという間に相場が崩れた。
ちなみに、プロの古本屋さんたちは、そんな動きには追随せず。
彼には何度かそうやって相場を崩された。
我が家では彼のことを、「元祖相場クラッシャー」と言う。
思いっきり、余談や。
話がそれてもうた・・・。
せどら~が値下げ合戦始めたために、500円~1000円程度に相場は下げ止まった。
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でも、私はそのままの値段で出品しておいた。
いずれ、相場戻ってこないかな・・・と期待しつつ。
結局、相場は戻らなかったけれど、先週、この書籍の内容に関係する、
とある番組が、地上波で放映された。
しかも、ゴールデンで放映されたので、番組を観たヒトの中には、
何か関連する書籍はないか、と密林様を探したヒトもいたのやろう、と思う。
古本としては状態が良かったので、出品者の中では高値やったけれど、
地上波ゴールデンのおかげで、それなりの価格でお客様に提供できた。
メディアの影響って、ホンマにデカい。
最安値にしておけば、売れるというモノではない。
その商品の、ニーズが上がるタイミング、を読むことも大切。
今回は・・・。
結果オーライ、やったけどね~~~。
「天皇の料理番」にハマってる・・・。