副業は 税金対策 怠るな (その13 それぞれの士業の違いを理解する)

      2016/12/18

ネットビジネスで物販に取り組む場合、多くの方がネットオークション・せどり・輸出入のどれかに取り組んでらっしゃることでせう。

ある程度の月商・年商をあげるようになって、一番最初にお世話になるであろう士業が「税理士」ですね。
大体、個人事業の場合は毎月の取引の記帳と確定申告を、法人化していれば毎月の記帳・年度末決算を業務委託し、どちらの場合も納税額の確定もしてもらうことになります。
税務署に青色申告で開業届を出す際に希望すると、複式簿記の記帳の仕方などのレクチャーをするために税理士さん紹介してくれることもあります。

よく違いがわからない、と思われる士業に「公認会計士」があります。公認会計士とは、平たく言うと会計監査を行う人、です。
法人の毎月の記帳などの経理処理に問題がないかを調べ、問題があれば是正を指導するのがお仕事。
なので、公認会計士と税理士資格を両方持ってらっしゃる超優秀な方も世の中には数多いらっしゃいますが、ある法人の月々の記帳業務などを税理士として引き受けている場合には、その法人の会計監査を行うことはできません。
月々の経理処理と監査を行うのが同一人物だったら、会計監査がおかしなことになりますでしょ~?
下手したら・・・不正経理やりたい放題になりかねないし~。
その防止のためにも禁じられているのですね。
まあ、個人事業でやってる場合、公認会計士のお世話になることはまずないでしょう。
でっかく稼いで法人化を果たした場合は別ですが~。
あと、法人化した暁には、顧問弁護士も決めないとあきまへんで。

法人化する場合に登記業務を自分でやらず、法人登記業務を業務委託するのは「司法書士」です。よく似た名称で「行政書士」というのがありますが、まったく別物の士業です。
ネットビジネスの実践者が行政書士にお世話になるのは、古物商の申請を代行してもらう場合などですね。

輸出入ビジネスをやってらっしゃる方は、通関業務をメンドクサ~と思ってらっしゃるかもしれませんね。
この通関業務の国家資格が「通関士」で、貿易業界で税理士や行政書士のような役目を果たしている人たちです。
ただし、通関士は税理士や公認会計士と違い独立開業に向いた資格ではないので、通関業者か輸出入を扱う商社などに勤務していることがほとんど。
自力でやるのがメンドクサ~い場合は、通関業者に依頼した方がラク、でしょうね。
気合と根性で、自力で通関士資格を取得する、というテもありますが・・・。

商品の輸入の際に、VAT(付加価値税)を支払ってしまった場合、払い戻しの請求ができますが、ヒジョ~にメンドクサいですね。
わたくしめも、イタリアのプラダでキヨブタ(清水の舞台から飛び降りる)して購入したモノのVATの還付請求やったことがありますが、超メンドクサかった記憶が・・・。
これも、国によって申請手続き・還付条件などが異なるので、VAT還付申請代行業者に依頼した方がラク、だと思います。

税理士さんって、税金の専門家やろ~?だったら、関税もVAT還付も税理士さんに頼んだらエエんちゃう~?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
しかし!街中の税理士さんは、毎月の経理業務の代行・確定申告・相続・・・など、国内の顧客をメインにする国内の税法のエキスパート。関税やVAT還付などは専門外、の税理士さんが多い・・・と思っていてよいでせう。

士業、それぞれに専門とする役割があるので・・・。
その違いをよ~く理解し、お願いするべき専門家をちゃんと選びませう。

というわけで、せどら~含めネットビジネス実践者の皆様。

23、それぞれの「士業」の違いを理解する
24、その上で依頼する業務を整理し、正しく「士業」専門家に依頼する

ようにいたしませう・・・。

餅は餅屋とはよく言ったもんやなぁ~。

 

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