物販で 大切なのは 利益率

              

時折、在庫数が300を超えると1日に1個くらいのペースで売れるようになる、というせどりの在庫についての記述を見かけますが・・・。

ただ単純に300個以上あればいい、というものではもちろんございませぬ。
ランキングの高い、回転率のよい、質のよい在庫でなければなりませんのよ。

そのあたりのことを考えず、闇雲にブックオフや他の古本屋さんなどで仕入して在庫量だけ増やしても、売り上げが上がらず、資金を回収できなければ・・・肝腎の仕入れ資金だけが目減りしていく一方。
ご自分のクビを締めるだけ、になってしいますよ~。

これまでに、せどら~を増加させる事象って何度かありました。

今は亡きたそがれ親父様が、出版したご自身の著書の販促のため、出版社に言われて渋々取材を受け、その様子がテレビのゴールデンで放映されたとき。

「せどりの眼」の値上げが発表され、駆け込み需要が起きたとき。

「これでせどり終わった」と、にちゃんなどで散々騒がれた高額の某塾がリリースされたとき。

等々・・・。

その度に、新規せどら~が一時的に増え、そして密林マケプレに出品し、なかなか売れないから、と相場を下げ、そしてかけた労力に見合わないと撤退していくことが幾度となく繰り返されてきたわけですが・・・。

せどりに限らず、「ネットビジネス」は立派なビジネス。
自分でちゃんと考えて戦略をたてて実践していかないと、せどりだろうがアフィリエイトだろうが、何をやっても「結局ネットビジネスなんて儲からない」という結果になってしまうのでは・・・?

せどりなら、本・雑誌・CD・DVD・フィギュア・・・家電、新品・中古・・・と考えられるうち、どれをどのくらいの割合で扱い、どのくらいの月商を狙うのか。

アフィリエイトなら、書くブログのジャンルをどれに特化し、それに合わせてメルマガを発行するとして、メルマガで紹介するもののジャンルはどうするか。
初めは無料ブログから始めるとしても、独自ドメインのブログをどのタイミングで開設するか、とか。

戦略なきビジネスって成立するはずがないのです。

しかし、女性の場合、数字で考えることが苦手なヒトが多いので・・・。

単純に、せどり開始初月で30万円売上をあげようとした場合、1日に1万円売れば達成できるわけです。

しかし、月収30万円と考えた場合に、利益率を仮に3割と考えたとして、その場合の月商は・・・?
その月商を達成するために必要な1日あたりの売り上げは・・・?

こうやって、数字に落とし込んで考えていけば、目標とする売上を上げるためにどういう商材を扱い、回転させていくか具体的に考えることができますよね。

そうやって考える癖をつけていけば・・・。
「月商●百万円達成した」という教材やレポートに、むやみやたらと食いつくこともなくなるのではないか、と思いますが・・・。

月商よりも、利益が大切。月商●百万円のうち、実際の仕入れや他の経費を引いた純利益はいくらなのか・・・ということを常に頭においておかないとあきまへん。
本日の記事は・・・。
自戒を込めて。

ビジネスってとことん脳みそ使い倒すもんやでぇ~。

                  

2 thoughts on “物販で 大切なのは 利益率

  1. のだめもどき

    2. Re:まさに!!
    >カミカミ大王さん

    ついついデカい月商に目がクラんじゃうけど、利益率が一番大切なんよね~。
    月商100万で利益率1割と月商50万で利益律3割やったら、どっちが手元に残るお金多いかちゃんと考えないとあかんよね~(o ̄∇ ̄o)♪

  2. カミカミ大王さま

    1. まさに!!
    某ジャンルでは月商はやたらデカイけど、
    実際の利益率は10~15%ぐらいらしいですし。。。┐(´д`)┌

    「時給(日給)にしてナンボなん?」

    って思っちゃいますね(^_^;)

    ま、確かに・・・デカイ月商はインパクトありますけどね~

コメントは停止中です。