お年玉 クラシックの 回転本

              

コールユ―ブンゲン、という声楽教本を皆様ご存知でしょうか?
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19世紀にミュンヘンの音楽学校校長だった、
フランツ・ヴェルナーが音楽学校の生徒用に書いた、全3巻からなる声楽教本です。

声楽教本には、他にもコールシューレとかいろいろありますが、
日本で声楽の入門用やソルフェージュ教育に多く使われているのは、
このコールユ―ブンゲンの第1巻、なのです。

何故使われ続けるか、というと・・・。
1度音程から7度音程までの音程のとり方から始まり、
転調などのムズカシイ課題に、段階踏んで練習できるから、なのですね。

この教本の購入者として考えられるのは・・・

1、バンドなどやっていて音感鍛えるためにやる人。
コールユ―ブンゲンまじめにやると音感よくなり、耳コピーにとても役立ちます。

2、小学校・中学校などで合唱やっている人。
指導者がこの教本で育っている方が多いので、生徒の指導にも使います。
ただし、学生用、という薄くて300円くらいで買えるものを使う場合もあります。

3、音楽中学・高校の生徒。
ただし、この人たちは、学校で教科書と一緒に買うので、密林で買う可能性はかなり低いです。

4、中学・高校生から、音大目指してソルフェージュレッスン始める人。
ただし、先生紹介の楽器屋さんで買う、という可能性もありますが。

5、幼児教育系の大学・短大などへの進学希望者。
または、進学した人。もしくは、進学しなくても独学で資格取得を目指す人。

上記1~5のうち、密林マケプレで購入する可能性のある人は、1、4、5の人たちですね。
特に、1、5は可能性高いと思います。

なんで、5の人が買うか・・・と言うと、保母さんか幼稚園の先生になる国家試験(だったかな)の、
実技試験でこのコールユ―ブンゲンの1度音程から7度音程の曲が、
課題曲として当日指定され、歌わなければいけないから、なのですね。

コールユ―ブンゲンはCDも出ているので、1、5の人は合わせて買う可能性もあります。
関連商品は必ずチェックしませう。

コールユ―ブンゲンは、音楽の友社・全音楽譜出版社・・・と、
多くの音楽系出版社から出ていますが、大正からずっと出版され続けている、
大阪開成館発行のものが、いまだに根強い需要があります。

楽譜自体も見づらく、序文の訳文も古臭い(と密林のレビューには書かれている)この版が、
何故いまだに使われるか、というと・・・。

音楽大学などの入試で、ソルフェージュの実技試験時に、
この版のコピーが渡され、その場で歌わなければならないから、なのです。
音楽之友社などの見やすい版に慣れた後で、入試本番でこの版渡されると戸惑い、
失敗する可能性さえあるので、先生方が生徒に慣れさせるために使うのです。

この、小豆色の表紙が大阪開成館版です。高いものではありませんが、
ブックオフで見かけて書き込みなどなかったら、仕入れてみては?
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今日もコタツムリ・・・。あわれと思召しの方はポチお願いします・・・。

 

                  

4 thoughts on “お年玉 クラシックの 回転本

  1. のだめもどき

    4. Re:無題
    >元ブックオフ店長が教える、せどりでサラリーマンでも利益3万円さん

    そんな立派なもんじゃないですよ~。
    子供の頃から慣れ親しんでるからちょこっと詳しいだけです~~~。

  2. 元ブックオフ店長ぴろぱぱさん

    3. 無題
    深いですね~^^
    さすがクラシッククィーン!ぜんぜん知らなかったです(・∀・)
    もっと知りたいな~
    って事でぽちぽちぽち

  3. のだめもどき

    2. Re:コタツムリおつかれさまです。
    >やんまさん

    コタツムリは意を決して、昨日正月セール最終日のブックオフに行ってきました。
    棚補充してくれてたみたいで結構とれましたよ~。ポチありがとうございます♪

  4. やんまさん

    1. コタツムリおつかれさまです。
    たしかに、声楽というジャンルは
    楽譜なども需要が高い気がしておりました。
    ボイパとかアカペラ
    とかクラシックは
    コユールブーゲンなんですね。
    勉強になるのでポチポチポチです!

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