今日も寒かった。
ピアノのレッスンの日やったので、練習していたら、
身体が冷えていたからか、指が思うように回らない。
こんな寒い冬の真っ盛りに、音高・音大の実技試験受けるのって、
ホンマに地獄やわ・・・。
緊張するし、一発勝負やし。
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音大受験は、英語・国語の試験以外に、楽典や実技試験が課される。
実技試験は、聴音や新曲視唱、専攻実技の課題曲を演奏する試験など。
この他に、作曲科の場合は、作曲や和声の実技課題試験も。
楽理科でも、和声学の実技試験が課される大学もある。
1日では試験が終わらないので、
大学によっては、楽典や聴音など、各科共通の試験日を決め、
その日に一斉に全受験生に受験させ、各専攻の実技は、
また別の日に試験が行われる。
ただでさえ、緊張して、あがってしまい、指が回らなくなる試験。
それを、なにもこんな真冬にやらんでもええやんけ。
音高・音大出の知人の入試の思い出話を聞くたびに、そう思って聞いていた。
音大や美大は、9月入学でええんちゃう?ホンマに~。
ちなみに、音大附属の音高に行っているから、そのまま推薦で、
すんなりと進学できるワケではない。
内部受験の試験があり、そこでアカン場合は、その大学の一般入試を受けるか、
或いは、諦めて他の大学に行くか。
なかなかに、シビア~な入試事情がある。
推薦入学制度さえない大学もあるし。
入学金も授業料も高い音大。
4年間で1千万円かかるところはザラ。
中には、4年生のとき1科目落としただけで、9月卒業組になってしまったら、
その1科目のために、1年分満額の授業料を支払う必要がある大学もある。
親御さんの負担はトンデモナイ。
それなのに、卒業後に音楽関係に就職できる数は限られ、
一般企業への就職もなかなかムズカシイものがあったりもする。
もっとも、以前は、レッスンがキビしいから、遊ぶヒマがないと言われ、
お見合い市場では音大出の女性、人気があったらしいけど。
クラシック音楽の世界、習得するのにとってもお金がかかる。
でも、将来のリターンは、多くは望めない、と言われ、
クラシック音楽の本場ヨーロッパやアメリカでは、
才能はあっても、クラシック音楽のプロの世界には、
子供を進めない親が増えた。
その影響は、ショパンやチャイコフスキーなどの、
老舗コンクールの出場者を見ていても、よくわかる。
出場者を見ると、東洋人、多くなってるから。
今年は、その老舗コンクールのヒトツである、ショパンコンクールの開催年。
今年の優勝者は誰になるだろうなぁ・・・。
知人の娘さんが、音高に合格した話を聞きながら、
そんなことをふと思ったのだった。
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明日は、都会に出かけるんやでぇ~~~。