東京都内の図書館で、「アンネの日記」や関連書籍が破られる事件多発。
事件のあった地域を新聞が図にしているのを見たら・・・。
23区内と多摩地区の、西武線沿線地域で犯行が起きているような印象を受けた。
・・・と、思っていたら、今朝の新聞で横浜でも同様の被害が、と。
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模倣犯か、或いは犯人が捜査の攪乱を狙ったのか・・・?
西武池袋線は、東急東横線と直結しているから・・・。
直通電車にうまく乗れば、渋谷・横浜へも乗り換えなしで行けたりする。
同一犯かもしれないなぁ、と思う。
こういう、よろしくないニュースになったものは密林マケプレで注目度が高くなる。
「どれどれ・・・」という感じで、売れ始める。
先日の、自称作曲家のCDや、「はだしのゲン」の騒ぎの時のように。
「アンネの日記」や「はだしのゲン」がこういう注目のされ方をするのって・・・。
個人的には、イヤやなぁ、と思うけど。
「アンネの日記」は文藝春秋から出ている翻訳本が有名だと思う。
以前、出版されていたものは抄訳版だった。
アンネの父、オットー・フランク氏により、隠れ家の人々のプライバシーに関わる部分などが削除された版。
皆藤幸蔵氏によって翻訳されたものが長く、日本国内では出版されていた。
オットー氏の死後、削除されていたものが収録され、完全版として、発表された。
この完全版の翻訳をしたのは、深町真理子氏、約20年ほど前のこと。
現在、文藝春秋から出版されている「アンネの日記」は、深町氏の翻訳によるものだけれど・・・。
完全版の他に、研究版というものがあるので、そのテキストも考慮した新訳版だ。
だから、文春版の「アンネの日記」は・・・。
皆藤版→深町版(完全版)→深町版(完全版+研究版加味)と、3種類の変遷を経ている。
池上彰氏が「世界を変えた10冊の本」の中で紹介している「アンネの日記」。
私が、この本を最初に読んだのは、ちょうどアンネと同じ年の頃、皆藤版で。
その時の感想は、まさに思春期の少女のもの。
ナチスの非道・横暴に怒りを覚えつつも・・・。
隠れ家の大人たちの言動にぶりぶり怒るアンネに共感する気持ちが強かった。
しかし、20代で、深町版を読んだときはまた別の感想を抱いた。
大人の批判を繰り返すアンネに「小生意気な子ぉやなぁ」という気持ちも湧いた。
それだけ、私が年取った・・・というか、大人になった、ということなんやろうけど。
今、読み返したら・・・。
また別の感想が湧いてくるんやろうか。
密林マケプレでニーズが高まったのは・・・。
良くないニュースで久しぶりにこの本を思い出した、かって思春期に一度は読んだヒトが・・・。
もう一度読んでみようかな、と思って密林様でポチる。
或いは、一度も読んだことのないヒトがこの機会に読んでみようかな・・・とポチる。
こうして、密林マケプレでのニーズが高まるワケ。
何でランキングが急に上がったか、というところはちゃんと読まなアカンし。
闇雲にランキングのイイモノばかり狙っていても、疲れるだけ。
「何で・・・」という部分を考えるようにすれば、他にも応用が利くようになる。
常に、アタマはフル稼働させなアカンし・・・。
やっぱり、せどら~ってボケる心配、少ないかも。
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最初の深町版、カバーイラストが安野光雅氏だったんよね~。今のカバーデザインより素敵やったのに~。