勢いで 辞めるな先に 考えろ

              

ネットビジネスを実践して、成果を出すと、
「独立だ~!」と考えたくなる。
でも、ちょっと待って。
サラリーマンが退職して、独立開業する場合。
安易に勢いで突っ走ると、あとあと、
「こんなハズじゃなかった・・・」と思うことも多々ある。
どういう、影響が考えられるやろう・・・?
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ネットビジネスで、給与以上に稼いでるからええやろ、と思ったヒト!
その考え、実にアヤウイぞ。

職場がブラック企業で、もう耐えられないとか。
ハラスメントを受けて、抑うつ状態、それを通り越してうつ病になったとか。
或いは、外資系に勤めていて、大病を発症してしまい、
「もう会社に貢献できませんよね、アナタ」と、情け容赦なく、
クビを切られてしまったとか。
故郷の親御さんが病気で、実家に帰って看病しつつ、
なおかつ生活費も稼がないとアカン、とか。

何らかの、のっぴきならない事情があっての退職、は致し方ないところ。
でも、できれば避けたい事態ではある。

「やめてやる!給料より稼いでいるし!」
そんな勢いでやめると、ホンマにあとあと、大変やでぇ~~~。

退職すると、どういうことが起きるか?

まず、会社で加入していた、健康保険から脱退しないといけない。
厚生年金も脱退しないといけない。

だから、自分で・・・。
住んでいる自治体の役所に出向いて、
国民健康保険に加入し、国民年金に加入する必要が出てくる。

退職から2週間以内(営業日じゃなくカレンダー通りの暦日)に、
任意継続保険の手続きを取れば、最長2年間使えるけれど、
自分で保険料を毎月収めなければならず、期日に払い忘れると、
即日資格失効してしまう。

それでも、国民健康保険より、ずっとお安く済むけれど。

自治体によって、国民健康保険料、全然金額が違う。

東京都に住んでいる、40歳以下の独身でシミュレーションしてみる。

仮に、会社員で420万円給与収入があり、賃貸住まいだったとして・・・。
協会けんぽの東京都の保険料は、等級21で13958円。

協会けんぽのHPはこちら

国保は自治体によって金額が変わるので、練馬区で計算すると、
税込年収420万円の国保シミュレーションは、年間約25万円。

国民健康保険計算機のHPはこちら

国保は10回に分けて納付するので、1回あたりの納付額は2万5千円。
月額で考えれば、2万円ちょっと。
月額約6千円、年間7万ちょっとの差額じゃん、と思われるかも。

でも・・・。

このシミュレーションはあくまでも、給与収入のみ、で算出したもの。

ネットビジネスを実践していて、確定申告をちゃんとしていたら、
当然、国保の保険料はその分、高くなる。
先述の、練馬区でのシミュレーションに、その他収入で、
給与収入と同額の事業収入を入れてみると・・・。
保険料、イッキに倍額になる。
(興味のあるヒトは、自分がお住まいの自治体で計算してみよう)

退職すると、それだけの国保と年金の支払いがのしかかってくることを、
決して忘れたらアカンで。

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じゃあ、勢いで辞める前に必要なことは何か、と言うと・・・。

1、退職した場合に、国保が年間いくらくらいになるか、確認しておく

国保が任意継続よりも高い場合は、任意継続の手続きをしよう!
場合によっては、国保が安い自治体に退職前に引っ越してしまうのもアリかも。

2、年収と同額程度の貯金をしておく

専業になると、身体が資本で、健康を害して働けない時期があると収入がストップ。
万一の場合に備え、給与収入の年収程度の貯金は、持っていたいところ。

マイナンバー制度によって、社畜兼業でネットビジネスに取り組む場合の、
収入やらなんやら、いずれ、丸裸にされてしまうけれど・・・。

健康保険を安く済ませる、という観点から考えると、
社畜兼業状態、今のところは美味しいのよね~~~。
国保やと、自治体によってはバカ高くなってしまうから。

よほどのっぴきならない事情がないのなら、
しばらく兼業状態続けた方がイイよ~~~。

短気は損気・・・。