以前、イタリアに行った時、トラットリアのおっちゃんが、
いきなりオペラのアリア「誰も寝てはならぬ」を朗々と歌い始めて、びっくりしたことがあります。
しかも!下手の横好きじゃなく、ホントいい声で上手だったし・・・。
にほんブログ村
このように、クラシック音楽の本場ヨーロッパではそのへんのおっちゃんやおばちゃんが,
気楽にヴァイオリンやフルートを楽しんだりしているのだけれど、
日本ではクラシック音楽は、ナンダカ堅苦しいイメージがあるためか、
ロックやポップスに比べると愛好家の絶対数が少ないです。
・・・という、事情があるので、実はクラシックのCD・DVDのプレス数は、
ポップス系・ロック系のそれに比べると10分の1くらいしかなかったりします。
以前、業界(?)に詳しい知人に聞いたら、
「ヒットって言われる単位は千枚単位だよ」と言っていました。
一万枚も売れたら、超大ヒットディスクなんだとか。
というわけで、クラシック音楽に造詣の深くない、
一般の音楽リスナーでも知っているようなビッグネーム以外の演奏家のCD等は、
当然プレス枚数が少なくなります。
ピアニストであれば、
中村紘子、アシュケナージ、アルゲリッチ、ポリーニ、ホロビッツ、グールド、等々。
指揮者であれば、小澤征爾、佐渡裕、カラヤン、バーンスタイン、等々。
こういった、クラシックファンでなくても名前は聞いたことがあるような、
演奏家・指揮者は当然プレス枚数も多いので、限定盤でもない限り、
プレミアム価格になることはまずないでしょう。
クラシックのCD・DVDでは、こうしたビッグネーム以外で、
クラシック愛好家なら名前を知っている演奏家・指揮者のものが、
下に示す流れで、プレミアム価格になりやすいです。(我ながら大雑把な流れ・・・)
もともとのプレス枚数が少ない
↓
クラシック愛好家達がプレス分購入しきって在庫切れになる
↓
でも愛好家が少ないから追加プレスしない
↓
在庫切れのまま、事実上廃盤状態になる
↓
買いそびれた人や新たにクラシックファンになった人が手を尽くして探す
↓
密林でプレミアム価格商品化する
ただし、気をつけなければならないのは、
マイナーな演奏家・指揮者のならなんでもかんでもプレミアム化するわけではなく、
クラシックのコアなファンに需要のあるものでなければ、そうはなりませぬ。
まさに、リサーチはこの部分の見極めに必要不可欠となってくるのです。
「せどりの眼」にあるとおりの、コアなお客様相手の商売が成立させるためには、
1にリサーチ、2にリサーチ、3,4がなくて5にリサーチ、くらいでいいのでござりまする・・・。
↑
またまたがむばって貼ってみましたので、よろしければ応援ポチお願いします♪
2. Re:無題
>やんまさん
リサーチが肝!ですよ~。
1. 無題
クラシックの声楽だと
自分の知ってる
イメージは江原啓之さんだったり、
たしかにマニアックになってしまいます。
でもクラシックファンは、欲しい品にはたくさんお金出しそうですし、開拓したいジャンルでございます。
DISC系を攻められるようになりたいです。
応援ポチです。