あくまでも、私見やけれど・・・。
古本屋さんには、3通りいると思う。
1つめのタイプは、おじいさんの代から古本屋の家に生まれ、あとを継いだタイプ。
2つめのタイプは、古本屋さんでバイトして、そのまま社員になり、独立開業したタイプ。
じゃあ、3つめのタイプは?と言うと・・・。
他の仕事をしていたヒトが、脱サラ独立・転業して古本屋さんになったタイプ。
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神保町の老舗古本屋さんは、1つめのあとを継いでるヒトたちがわさわさといる感じ。
吉祥寺のよみた屋さんとか、西荻窪の音羽屋さんとかは、2つめのタイプの代表格。
3つめは、インフォシークで古本を売り始めて、元々の仕事から転業した、
うさぎ書林さんとか、せどら~からプロの古本屋さんになったかぴばら堂さんとか。
古本業界、元々男性の世界、でもあったので・・・。
女性の古本屋さんって、希少な存在(?)ではあった。
家族が古本屋をやっているから、その手伝いでやっているとか、
女性が古本屋で働いているのは、そういう場合が多かった。
最近は、女性の古本屋さんが増え、業界の様相も変わってきたみたい。
ちくま文庫から出ている「女子の古本屋」を読んだり、
倉敷の蟲文庫さんが出した「わたしの小さな古本屋」を読んだりすると、
女性の古本屋さんが増えたことを実感する。
女性の古本屋さんは、3つめのタイプが多いな、という気がする。
そんな女性古本屋さんの書いた本で、気になっていた本があった。
ずっと読みたい、と思っていたのに、なかなか読む時間が取れず、
積ん読山の中に。
やっと時間を作れたので、イッキ読み。
「猫本屋はじめました」という本で、福岡のネット専業古書店、
書肆吾輩堂の店主、大久保京さんの著書。
博物館の学芸員だった女性が、猫本に特化した本屋を始めようと思い立ち、
20年ちかい歳月をかけ、思いを実現させ、開業する。
3つめのタイプのひとり。
猫の本だけを扱う本屋さんって、それまでにありそうでなかったんよね。
猫好きのお客様に特化したターゲッティング。
ターゲッティングの物珍しさ(?)もあって、マスメディアでも何度加取り上げられている。
せどりにしろ、物販は、誰に何を売るか、とうことを明確にしないと、
何でもかんでも手を出して、ワケのわからない状態になってしまう。
せどりを始めたヒトで、あれが売れそう、これが売れそう・・・と、
あれこれ目移りして、誰に何を売っているのかワケのわからない状態になり、
結局、楽しくなくなってやめていってしまう。
書肆吾輩堂さんみたいに、「誰に何を売るか」を明確にしていると、
ブレがないから、迷いもなくなる。
せどりで成果を上げているヒトって、「誰に何を売るか」が明確になっているヒトが多い。
今、売上伸び悩んでたり、売上が上がらずに悩んでいるヒトは・・・。
「誰に何を売るか」が明確になっているか、一度考え直してみるべし。
「猫侍」イッキ見しつつ、「猫本屋はじめました」を読む、猫ゲボクの私・・・。