紀伊國屋 買い切り吉凶 どう出るか

              

池袋に行く用事があったので、リブロの跡地に行ってきた。
居抜きで三省堂書店になったところ。
とは言っても、書籍館のほとんどが改装工事中で、
居抜きで営業しているのは、地下一階の元々単行本・文庫本・雑誌があったフロア。
それも、店舗面積を縮小した状態になっている。

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地下一階のジュンク堂に近い方も閉めた状態で、改装工事中。

書籍館も含め、改装工事が総て終了し、全フロアで営業開始されるのは、
今年の冬、12月頃になるみたい。

現在は、地下一階の半分のスペースに、単行本・文庫・雑誌がぎゅうぎゅう詰め。
棚の配置は、リブロのそれをそのままに使っているけれど・・・。

単行本も、様々なジャンルのものが数を絞って置かれているから、
リブロの頃の品揃えを思い出すと一抹の寂しさが。

それも、今年の冬までの我慢、なんやろうけれど・・・。

この品揃えだと、これまで以上に、ジュンク堂に客足奪われてるんちゃうやろうか。

何だか、駅ビルの中にある、売れ筋の書籍を重点的に扱うような書店みたいな品揃え。
専門書をじっくり品定めするような雰囲気ではない。

リブロの跡地が三省堂になった、と期待していくと、「あれ?」と肩透かしを喰らうかも。

結局、探していた目当ての本は元リブロ・現三省堂では見つからず、
一旦建物の外に出て、明治通りをわたり、ジュンク堂まで歩いて探しに行く。

ジュンク堂も、丸善と合体したけどさ・・・。

ホンマに、本屋さんって経営キツイんやなぁ。

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それなのに、か。
それだから、か。

紀伊國屋書店は、村上春樹の新刊を、初版の9割を買い切りで、今日から販売。
初版10万部やから、9万部を買い取ったことになる。
そのうち、4割は紀伊國屋書店が、残りは取次を通して、同業他社の書店に卸すそうな。

通常、日本の出版社が販売する書籍は、取次を通して、返品可能。
中には、岩波書店のように、買い切りで返品できない出版社もあるけれど。

密林様への対抗策なんかいなぁ・・・?!

9月10日夜の段階で、密林様本体在庫あり、
他のネットショップにも在庫有り。

9割買い切りしても、残り1割の大半を密林様がとったんやろうなぁ。
他のネットショップには、紀伊国屋経由取次の在庫が流れたんやろう、と思う。

決して、紀伊国屋にいかなければ手に入らない、という状態ではないし。

紀伊國屋書店のこの試み、どう転ぶんやろう。
底意地悪く、観察していようっと。

以前、従業員の採用で、女性に対して差別的な基準を設けていたことがある、紀伊國屋書店。
今は流石に撤廃してるやろうけれど。

大手書店の中でも、イマイチ好きになれないのは、その印象が強いせいかも。

今回の買い切りにも、何か共感できないものがあった。
これが、三省堂とか芳林堂とか有隣堂とかがやってたら、また違った感想やったのかも。


風邪がしぶとくてかなわん・・・。