損切りのタイミングは、難しい。
回転率重視の商品なら、ある一定の基準というか・・・。
期限というか、設けて思い切れるけれど、
私がもともと得意な分野って、回転率より利益率重視のロングテールになので、
いい加減あきらめようか、と考え始めると、ふっと注文が入り、旅立っていく。
ホンマに、損切りのタイミング、読むのが難しい。
密林様から、「長期保管在庫の~」という、耳の痛いお知らせがやってきたので、
「ああ、そろそろ送り返してもらうか、断腸の思い出処分お願いするか・・・」
そう思っていると、なぜか、ずっと密林様の倉庫の片隅でひっそり罪庫化していたそれが、
ぽろっと売れて行ったりする。
以前も、何冊かデッドストックもののとある書籍を、
10冊ばかり入れておいて、なかなか売れないな~、値段が高すぎるのかな~と悩んでいるうち、
密林様から「長期保管云々」というメールが来た。
でも、そのときは、あえて保管料取られるのを覚悟して、スルーした。
その書籍のニーズが、秋以降にあがるだろうな、と予測できていたから。
果たして、保管料取られたその直後。
その書籍にぽんぽん~と注文が立て続けに入り、気づけば完売。
売切れるまでに要した時間、私の予想よりも早かった。
これは、売れる時期が予測できたから、あえて粘ったんやけれど・・・。
返送してもらわないでよかった~~~。
実は、まだ家に何冊も、出品していない在庫があったりする。
まだまだ、売れるチャンスはこれからあるから、密林様の倉庫に預けなくては。
今日も、密林様の倉庫から、半ば罪庫化していた書籍が、ひっそりと旅立っていった。
ここ何年か、落ち着いていたけれど、最近、話題性が高まってきたから、
ロングテール状態だったものが、回転がよくなったのかも。
でも、この半ば罪庫化した書籍も、実は密林様から「長期保管料云々」と、
メールが来ていたものなのよね。
なぜか、密林様のお知らせがトリガーのように働き、
長期罪庫が旅立っていく、摩訶不思議な現象。
たまたま、その罪庫のニーズが上がるとき、にあたるのかもしれないけれど・・・。
偶然も3度重ねれば必然、って誰かが言ってたっけ。
1度や2度じゃないんよね、この現象。
本来は、売れる時期をがっつり見定め・・・というか、予測して、
密林様の倉庫に預けて、探しているお客様の手元にお届けするのが理想的。
だから、長期罪庫化させたら、余計に経費がかかるから、
決してよろしくない。
良い子は、決して真似をしないように~~~。