闘病中 それでもプロで 活躍中

              

我が愛しの阪神タイガースに、慢性疾患闘病中のピッチャーが二人います。

一人は本日の先発ピッチャー、岩田稔投手
彼は1型糖尿病を患っており、インスリンを自己注射しながらプロ野球のマウンドに立ち続けています。

暴飲暴食が原因で発症する生活習慣病の2型糖尿病と違い、1型糖尿病は主に10代で発症する自己免疫疾患の1種。
治療のために、自分でインスリンを毎日注射しなければなりません。

そんな生活制限を抱えつつ、プロ野球選手になり、1軍登録を勝ち取っているだけでなく、先発ローテーションを守り続けている岩田投手には本当に頭が下がります。

もう一人の闘病中の投手は・・・守護神、藤川球児投手です。
彼は子供の頃から喘息を患っています。

小児喘息は体が大きくなるにつれ、気管支の内径も太く大きくなり発作が起きにくくなります。
結果として中学生くらいになると症状が起きなくなる場合がほとんどです。
夫も小児喘息でしたが、中学生くらいになる頃には発作がなくなったそうです。

しかし、藤川投手は大人になっても症状がなくならなかったようで、現在も吸入ステロイド薬を使って喘息をコントロールしながら、タイガースの守護神としてマウンドに立ち続けています。
喘息の治療薬にはNPBのドーピングガイドラインに引っかかるものもありますが、吸入ステロイド薬はNPBに申請しなくても使用が認められています。→NPBアンチ・ドーピングガイド2012

藤川投手、体調がいいとステロイドの吸入を忘れてしまい、主治医に怒られてしまうそうですが・・・。

慢性疾患に負けずにプロとして活躍する彼らは、同じ病気と戦う人たちにとって本当に励みになることでしょう。
これからも元気に活躍を続けて欲しいです。
応援してるでぇ~、二人とも~!!!

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今日は岩田投手が勝利投手!おめでとう~~~♪