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男前 いくつになっても 男前・・・♡

              

カンヌ国際映画祭のクラシック映画部門で往年のフランス・イタリア合作映画の名作「太陽がいっぱい」が上映され、主演のアラン・ドロン、登場!

最近は俳優としての活動は映画よりテレビの方が多かったみたいやけど・・・。

「太陽がいっぱい」の頃はこんな感じの青年。

現在、御年77歳

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やっぱり、男前っていくつになっても男前なんやね~

年とっても顔の造作が崩れない・・・。

19世紀の作曲家・ピアニストであるフランツ・リスト、写真は70歳過ぎてからのものしか見たことがないけれど、それでも目鼻立ちのくっきりした男前なお爺さまでした。
若い頃は演奏会でブロンドをなびかせてピアノを弾く姿に、貴婦人方が「なんて素敵~♥」と、バッタバッタと失神していたそうな・・・。
リスト、元祖失神ミュージシャンなんですよね、実は~。
エルビス・プレスリーやビートルズよりも早く、19世紀にそういうことしてたんですもん。

アラン・ドロンの年をとってもダンディで男前な姿に、「フランツ・リストもこんな感じで年とってったんやろうな~」と、ミョ~に納得してしまったのでございますよ。

ちなみに・・・。
アラン・ドロンの一つ年上の女優さんは、ソフィア・ローレンとブリジット・バルドーですね~。
(べべはもう女優活動してないけど)

「太陽がいっぱい」をカンヌで上映した、と聞き、久々にフランス映画どっぷり観倒したくなってしまいましたがな。
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イタリア映画にどっぷりハマったあとは、フランス映画にどっぷりハマる予感大・・・。
またリサーチの合間に映画観倒す日々が始まる・・・ね、多分。
「そして父になる」パルムドール獲得なるか?!要注目!!!

 

映画観て 語学学習 役立てよ~♪

              

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*この記事は、何の警告もなくアメブロに一方的に表示できなくされたものです。
何が問題なんでしょう?やっぱ、「愛のコリーダ」のことかしらん?

さて。

社畜業完全休業中なのをいいことに、リサーチ⇔仕入れの合間に、せっせと映画ばっかり観倒しております、わたくしめ。

日本映画の観そびれてたものと・・・何故か最近はイタリア映画がマイブ~ムなのでございますよ~。
フェデリコ・フェリーニ監督・ルキノ・ヴィスコンティ監督・エットーレ・スコラ監督・ヴィットリオ・デ・シーカ監督・ロベルト・ロッセリーニ監督・ベルナルド・ベルトルッチ監督・・・その他もろもろ。(名前を出した監督の代表作を1作ずつあげてみませう)
観そびれてたものと、過去に観たものを改めて観直してみたり。
思春期に観たときと大人(?!)になって観る今とでは当然感想も異なってくるワケで、年をとって得たもの・失ったものにチラっと思いを馳せてみたり・・・。

そうして、イタリア映画を観倒していたら・・・。
耳がイタリア語にとっても馴染んできているのでございます。
以前、友人と半月イタリアをほっつき歩く旅行をするにあたり、「ちょっとでも言葉わかるようにしとこ」と独学で多少勉強したことがあり・・・。
旅行中も、現地のイタリア人の皆さん、こちらが少しでもイタリア語がわかる、と見るや・・・情け容赦なくイタリア語でまくし立ててくださるので、だいぶ耳がイタリア語慣れしたことがありました。
もし、3ヶ月もイタリアで過ごしたら、簡単な日常会話くらいなら何とかなるんじゃなかろうか・・・と思いつつ帰国したのでした。

その後は取り立ててイタリア語の勉強する機会もなく・・・映画で耳にするくらい、だったのです。

それが、今回集中的にイタリア映画を観倒したので・・・耳が思い出した、というか。
簡単な会話だったら字幕なしでも何言ってるのか何となくわかるようになってきつつある、わたくしめ。
いっそのこと、これを機会にイタリア語ちゃんと勉強しようかなぁ・・・と、つらつら思う今日この頃。

日本語を覚える時、周りの大人が話しているのを聞きながら覚えていったように、外国語も耳から覚えた方が身につきやすい、のでは・・・と思いまする。
わたくしめの義理の祖父(母の養父、実の祖父の従兄弟)は若い頃フランスに留学したことがあるのですが、日本で全くフランス語を勉強しないまま渡仏したのに、耳から言葉を覚え、大学から派遣されてきていた仏文学者が読み書きから始めて会話には四苦八苦するのを尻目に、1年もしないうちにペラペラになったそうな・・・。

英語を身につけたい~!と思う方。
英語の映画やドラマで好きな作品があったら、それを何度も観倒すのは、英語に耳を慣らすのにもってこいですよ~。
映画だったら、1950年代~1970年代くらいのものが今のものより会話スピードが遅いから聞き取りやすいと思います~。

「愛のコリーダ」の完全無修正版観てみたい・・・。

 

映画「メモリーズ・コーナー」に見た文化の違い ~いつもと違うのだめもどき~

              

*ネタバレ含みます。未見の方はご注意ください!

王様のブランチでオドレイ・フーシェ監督のインタビューを聞き、「フランス人は幽霊を信じない」という発言にちょっとびっくりした私。
同じ西ヨーロッパ人でも、ドーバー海峡を超えたイギリスでは幽霊の存在は信じられているので、随分違うんだな・・・と驚いた。

「メモリーズ・コーナー」は阪神淡路大震災と孤独死をモチーフに、「愛」をテーマにした映画である。

映画の冒頭、復興住宅で孤独死した人が発見され、収容される。
阪神淡路大震災から15年を経た年、各国のジャーナリストがそれぞれの取材テーマを模索しつつ来日し、神戸にやってくる。
ひとりひとりに専属の通訳が付く。フランス人女性ジャーナリストのアダには西島秀俊扮する岡部がつく。
彼らは被災者の取材をするため、復興住宅を訪れそこで阿部寛扮する石田に出会う。
石田はアダに「なぜ地震が起きるか知っているか?」と尋ねる。

岡部は石田に異様なものを感じるが、アダは石田に強い興味を抱き、惹かれていく。
そんなアダを心配し、忠告する岡部。
実は岡部には心霊体験があり、石田が既にこの世の者でないことを悟り、アダに「亡霊に魅入られることの危険性」を忠告をしていたのだが、この記事の冒頭に書いたように幽霊を信じないフランス人であるアダはその忠告に耳を貸さず、石田との接触を続ける。
そんなアダも、六甲山の山頂で会話を交わしていた石田が眼前から消えたことで、石田が既にこの世の者でないことをようやく受け入れ、岡部の誘いで震源地であり、岡部の実家のある淡路島に赴く。
そこに石田が現れ、アダに「あなたにこれを見せたかった」と、ある光景を見せる・・・。
それこそが、「メモリーズ・コーナー」。

死者(亡霊)が愛を最後に残す、というロマンティックな考え方に、幽霊を信じないフランス人の女性監督らしい作品だな・・・と思う。

石田は自分がこの世の者でないことを自覚していながら、アダの前に現れる。

来日前に、自殺未遂をしたアダを心配して現れたのか・・・?
それとも、同じジャーナリストであるアダに「メモリーズ・コーナー」を見せたいがために・・・?

オカルトチックなことを書くと、私は霊感持ちなので、亡くなったことに気づかず死後もさまよう亡霊の描き方としてはM・ナイト・シャラマン監督の「シックス・センス」の描き方の方が私自身の体験してしまったものに近いと言える。
往々にして、亡霊はこの世に未練や執着を残し、この世をさまよい、時には生者に仇をなすものとなる・・・。
この死者の表現の違いは東洋人と西洋人の文化・死者に対する考え方の違いの現れなのだろう。

事前に予想したとおり、震災の映像は今でも観ていて辛かったけれど・・・。
六本木で上映されている間に、もう一度観に行こう、と素直に思う、しみじみとした味わいの映画だった。

ただ・・・。
兵庫県に本籍地を持ち、身内が何人も阪神淡路大震災で被災している私個人の考えだけれど・・・。

断層に悲しい思い出を持ち込むのではなく・・・。

もう二度とあんな恐ろしい大地震が起きないよう、阪神淡路大震災の犠牲者が、愛されたり大切にされたりした記憶を、断層を鎮めるために持ち込んでいるという「メモリーズ・コーナー」にしてほしかったな、と思う・・・。

うつ病は 心の風邪と 言うけれど・・・。

              

映画は映画館で観たいよね~、と思いつつ、ゲオ・TSUTAYA・スカパー・WOWOWに依存し倒しているわたくしめ。

今日はWOWOWで「ツレがうつになりまして。」を観ておりました。

主演は堺雅人さんと宮崎あおいちゃん。
そういえば、大河ドラマの「篤姫」でも夫婦役やってたね~、と思いつつ。
二人とも演技力のある役者さんですが、このツレ役に関しては・・・。
堺雅人さん以外に他にハマる役者さんが思いつかないほどの演技やな・・・と思いました。
ホント、演技力のある役者さんやわ・・・。

原作の「ツレがうつになりまして」がベストセラーになり、映画化され、うつ病に対する社会の目も少しは変わったかしら・・・と思いたいけれど・・・。
うつ病は心の風邪、とは言うけれど、この病気に対する誤解や無理解はまだ社会に根強いかも。

怠けてるだけ、と思われたり、強くなれ、とかヘンな説教たれられたり、やたらと頑張れ、と励まされたり。
うつ病に悩む人に頑張れ、は禁句ですぞ・・・。
病気が一番重い頃は何もする気力がないけれど、抗うつ薬や休養が効き、気力が回復し始めた頃が実は一番自傷行為の危険性が高まる時季でもあるのでございます。
要注意、要注意。

周囲にこの病気に悩まされている方がいらっしゃる場合は・・・。

ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]/キングレコード
¥3,990
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ツレがうつになりまして。/幻冬舎
¥1,155
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この映画と原作、ゼヒ見てこの病気に対する理解を深めてくださいね~。

それにしてもツレ・・・。あんなに几帳面やったら、うつにもなるやろ~。

この土日 観た映画にみる 製作費・・・。

              

またまたブログの更新をサボっておりましたのは・・・。

せどら~稼業の合間に、映画をせっせと観ていたからでございます。

と言っても、DVDとスカパーとWOWOWのお世話になりっぱなしなのですがo(TヘTo)

先週、ストロベリーナイトを映画館で見て、やっぱり映画は映画館で見るもんやね~と思わされたばかり。
まあ・・・現状では仕方ないんやけど~。

今週末観たのは・・・。

日本映画の「植村直己物語」とアメリカ映画の「人生はビギナーズ」の2本にWOWOW制作のドラマ2本。
(観過ぎとちゃう?!というツッコミは禁止とさせていただきます~)

「植村直己物語」、植村さんがマッキンリーで消息を経った1年後に制作された映画でございますが・・・。
主演の西田敏行さんや他のキャスト・撮影スタッフも実際に植村さんが登った山々などの現場に行き、撮影したんだそうで。
ヒマラヤのベースキャンプは標高5000米付近だったため、高地順応するために28日間かけて全員でそこまで登って撮影し、グリーンランドの縦断・北極圏横断も実際にその場に行き、撮影し・・・だったそうです。
実際に植村さんが立った地で撮影したフィルムに焼きついた主演の西田敏行さんの姿。
本当に植村さんがそこにいるように観えました。
役者が演じる、ということを超越したところに生まれた、奇跡のような圧倒的なリアリティ。
それにしても・・・製作費、めっちゃ贅沢に使ってますね~。

堺雅人さんと生瀬勝久さんが出演した「南極料理人」のロケ地が網走だったことを考えると・・・。
1980年代って映画の製作費も潤沢にあったんやねぇ・・・としみじみ思いました。

もう1本の「人生はビギナーズ」は去年のアカデミー賞の助演男優賞をクリストファー・ブラマーが受賞した映画でございます。
母の死後、75歳の父から「私はゲイなんだ」と告白されるこの映画。監督自身の実体験に基づいて作られたそうな。
主演は、若き日のオビ・ワン・ケノービを演じた、ユアン・マクレガー。
彼の映画出演1本のギャラが日本円で約6億くらいらしい・・・のですが、この映画の制作費自体は6億くらいだったのだとか。
企画内容を聞いてギャラが通常より安くても出演快諾したんでしょうね、きっと。
しみじみと味わい深い映画でございました~。

映画の制作費、日本だけでなく世界中どこの現場でも捻出するのが難しい状況になっているんでしょうね。
ハリウッドの超大作は別かも知らんけど・・・。
そういう状況の中で、いい映画を作ろうと日々頑張っている世界中の映画人。

社畜業してると・・・。
平日仕事して、残業とかあったりするので、土日にしか行けないことが多いですね。
そうした中で、限られた時間と資源(お金)をどの映画に振り向けるか、実に悩ましいところですが・・・。

世界中の映画人達の努力に敬意を表し、映画はやっぱり映画館で観ませう、皆様。

え・・・?TSUTAYAとゲオとスカパーとWOWOWに依存している、アンタが言うな・・・って?ほほほ~。