「喘息もちが避ける状況とは?」
私は喘息もちだ。
幸い、内科主治医の生活指導が適切だったおかげで、
もう10年以上、大きな発作には見舞われていない。
風邪をひくと気管支の調子が悪くなるので、ひたすら気を付けて生活している。
ところが、気を付けていても、風邪をひいていなくても、気管支の調子が悪化することがある。
どういう状況か、というと・・・。
一つは、焼肉屋さん、焼き鳥屋さんで飲食したあと。
煙モクモクなので、友人・知人と楽しく飲食しているときはいいのだけれど、
帰宅して寝床に入ったあと、一晩中激しく咳こんでいる(らしい)。
「らしい」というのは、夜中、私の咳で目覚めた家族にそう言われるから。
翌朝の目覚めは当然、一家全員、すっきりしない。
というわけで、焼肉・焼き鳥は大好きだけれど、残念ながらホイホイとお店に行けない。
家族の安眠妨害引き起こしかねないし、自分も熟睡できないし。
ちぇっ。
もう一つはどいう状況か、と言うと・・・。
タバコのみに、「吸っていいですか」も聞かれず、目の前でぷかぷかやられた時。
友人・知人と出かけた飲食店で、隣の席にタバコのみが座り、それも複数だったりすると、
その飲食店にいるときからケホケホと咳き込み始め、そそくさと退散する羽目に陥る。
一緒に行ったヒトたちに、申し訳ない気持ちを抱きつつ。
喫煙可やとわかっていたら、入らんかったのに。
そんな恨みも抱きつつ。
その上、夜中には焼肉屋さん・焼き鳥屋さんに行った時以上の、咳き込みが待っている。
咳き込み地獄。
なんで、副流煙でこんな苦しい思いせなアカンのや。
マジ、むかつくわ、ホンマに!!!
というわけで、、タバコのみが来る、喫煙可の店には絶対、行きたくない。
「こんな提言記事が!」
私にちょくちょくツイッターでアホリプを飛ばされている永江一石さんが、この記事を本日公開。
「いまこそ、8割の非喫煙者よ立ち上がれ。我々の意志を示すのだ(具体策あり)」
食べログやRettyのコメント欄に、喫煙可能なお店にプロのイラストレーターさんが書いてくれた、
イラストを貼って非喫煙者がその店に間違って入らないようにしよう、という提言を含む記事。
このイラストをシールにして、お店の入り口に貼ったりしたら、
落書きと同じで器物損壊?にあたる。
コメント欄にこんなの貼ったら、名誉棄損になるかも?
それなら、「この店不味い、二度と来ない」と書くのも、マズいことになるんとちゃうん?
まあ、このイラスト貼るのが問題だ、と判断されたら、食べログやRettyから「お控えください」と、アナウンス出るやろう。
私個人的には、この提言、大賛成。
この意見に、異論、反論が出るのも、もちろん理解している。
その上で、あえて言う。
「そんなにタバコが嫌なら、喫煙可の店に行かなきゃいいでしょ」という意見がある。
しかし現状、喫煙席と禁煙席に分かれている店舗がある一方、店舗内が全面喫煙可なのか、
それとも全面禁煙にしているのか、わからない飲食店のほうが多いんじゃない?
どうやって、その区別をつければいい?
私のような喘息もちは、どうやって喫煙可の店を避けたらいい?
全面禁煙にしている店が、入り口にそれとわかりやすくマークを付けるのもいい。
でも、その社会的な運動をどうやって起こし、広めたらいい?
今回の永江さんの記事は、賛否両論あるだろうけれど、飲食店の分煙について、
重要な問題提起にはなるはず。
というわけで・・・。
私は、この記事は、飲食店分煙をわかりやすく示すための動きの口火を切ったと考えている。
飲食店全面禁煙の法律が通ってくれれば、それに越したことはないけれど、
国会議員の爺さんたちが「東京だけでやれ」とか、イロイロ文句垂れてるそうなので、
骨抜き法案にされる危険性は高いかも・・・無念やけど。
イマドキ、東京都区内には、全館禁煙のオフィスビルもある、というのに。
「最後にタバコのみに告ぐ」
永江さんがタバコについてつぶやくと、異論・反論として、
こんな趣旨のがちょくちょく上がってくる。
嫌煙原理主義者による嫌悪感に過ぎないとか。
吸う自由・権利があるとか。
寛容さがないとか。
喫煙者と非喫煙者の共存を、という意見もあった。
しかし!
所かまわず「吸っていいですか?」も聞かずタバコに火をつけ、
周囲に副流煙と灰をまき散らし、吸殻をポイ捨てする。
そんな、マナーのなってないタバコのみが多すぎる。
まき散らしたその煙で、私のような喘息もちが咳き込んだり、
ひどい場合にはその煙が引き金となり発作を起こしたり・・・。
飛ばした灰が子供の目に入り、結局眼科で切除してもらう被害が起きたり・・・。
自分の吐いたタバコの煙が、他人にそんな迷惑をかけているかもしれない。
一度でも、そういうことを考えたことがあるの?!
そういう想像を働かせず、吸う権利が、自由が、と訴えたり、
共存を、寛容を、と訴えたりするのは、甘えに過ぎないのでは?
吸う権利・自由、非喫煙者との共存を訴えるなら・・・。
吸うなら、マナーを守って吸って。
タバコのみ 吸うなら見直せ そのマナー!!!