今日、ついに池袋のリブロ、閉店日。
あまりの暑さと、跡地が居抜きで三省堂書店になるし、
古本まつりは明日までやっているし・・・。
そんなことを考え、行くのを諦める。
アクセス解析を見ると、「リブロ 閉店」で、このへっぽこアホアホサイトに、
訪問してくださった方が何人か。
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私はもっぱらジュンク堂で買い物をしていたので、
最近はリブロに行く頻度も少なくなっていた。
それでも、「リブロ 閉店」という検索ワードによる訪問がいくつもある、ということは、
それだけ、リブロが愛されていた、ということでもある、と思う。
パルコや西武百貨店が東京の文化をリードしていた頃は、
リブロとWAVEって、モノスゴクとんがった本屋・CD屋、というイメージやった。
WAVEは、今は西武百貨店の中のフロアを占める状態に戻ってしまったけれど、
一番ブイブイ(?)言っていた頃は、明治通り沿いのビル、まるまるWAVEにしてたくらい。
たまに、イナカモノ(当時も今も)は上京したときに、リブロとWAVEを徘徊し、
「都会の本屋とCD屋ってスゴい」と、素直に感心していた。
でも、世の中は栄枯盛衰がつきもの。
HMVやタワレコの台東で、WAVEがおされたてかっての勢いを失ったように、
明治通りをはさんで、にらみ合うように開店したジュンク堂におされ始め、
かっての勢いを失っていっただけでなく、何だか、とんがった雰囲気も、
随分とまるくなっていってしまった・・・ような、気がする。
新刊書店には、それぞれに特色があって・・・。
三省堂には三省堂の、ジュンク堂にはジュンク堂の、
紀伊國屋書店には紀伊國屋書店の、芳林堂書店には芳林堂書店の、
書泉には書泉のカラーがある。
そういったカラーが、その本屋ならではの、得意分野を生み、
その得意分野が特異な品揃えを生み出している。
大手新刊書店なら、どこに行っても品揃えは変わらない、
ということは決してない。
他の大手新刊書店では品切れのものが、別の大手新刊書店には、
普通に棚に刺さっていたりする。
そういう、書店ごとの特色・強みに通じていることも、
せどら~には必要なこと。
最近、リブロにあまり足を運ばなくなっていたのは、
そのリブロならではの特色が薄くなってしまい、
ジュンク堂には在庫あるのに、リブロには在庫ない、ということが重なったからだった。
それでも・・・。
この前、久しぶりに寄ったら・・・。
在庫をバックヤードから出してきたのか、ジュンク堂では売り切れていた、
絶版書籍が棚に刺さっていたけれど。
今日、閉店時に残っていた在庫って、どうなるんやろう?
居抜きで入居する、三省堂にそのまま譲渡されるんかなぁ・・・?
気になる・・・。
さらば~、リブロよ・・・。