先日、TBS系の番組で、老眼を治す手術がある、というのやっていた。
どういう手術かというと、レーシックで、利き目を遠くに、
反対の目を近くに焦点を合わせて、人工的にガチャ目にする方法。
え?それじゃ、逆に見づらくなるんちゃうの?
でも・・・ヒトの身体って、よくできている。
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人口ガチャ目状態、若干、遠近感は犠牲にするけれど。
ヒトは、両目で見た映像を、脳内で補正してモノを見ている。
だから、人工ガチャ目状態で、片方は遠く、
もう片方は近くに合わせ、その状態になれると・・・。
老眼鏡のお世話にならず、遠くも近くもストレスなく見える、というワケ。
私自身は、本格的な老眼になる前に、白内障になってしまい、
水晶体がないので、もう老眼になりようもなくなってしまった。
単焦点レンズやったのに、遠くも近くもストレスなく見えているので、
メガネもコンタクトもお世話にならず、裸眼で生活している。
しかし、通常、単焦点レンズやと、どこかにピントを合わせるので、
(そこのピント以外は見えない、ということではなく、ぼやける)
焦点のあっていない距離を見るときは、メガネで矯正する。
TBS系の番組に出ていた、俳優の平泉成さん、老眼居を3つ使い分けているとか。
大変やなぁ・・・。
話がそれてもうた。
老眼を矯正するには、老眼鏡をかける。
これは基本。
若い頃から目の良かった知人は、普段はかけないけれど、
本や新聞読むとき、老眼鏡のお世話になっている。
それがイヤや、という場合・・・。
冒頭に記載したように、レーシックで人口ガチャ目状態にするか。
あるいは、白内障の手術をするときに、遠くにも近くにも焦点が合う、
多焦点レンズを選択するか。
ヨーロッパでは近距離・中距離・遠距離の3点焦点レンズも発売されている。
日本では、その3焦点レンズを使った手術の実績がある眼科ドクターが、
患者さんが希望した時に、個人輸入して使っているくらいしか、まだ普及していない。
ただ、多焦点レンズ、小さな直径の中に、遠距離・近距離用の焦点を持たせるため、
光がにじみやすく、夜間の運転には向かないそう。
だから、車の運転を夜やる可能性があるヒト、
職業的なドライバーには、多焦点レンズ勧めないと、
大学病院のドクター(主治医ではありません)が言っていた。
多焦点レンズより、単焦点レンズの方が、光学的性能、優っている、とも。
実際に手術をする前に、コンタクトレンズで、左右の度数を変え、
人口ガチャ目状態を疑似体験しておくと、どんな感じかわかりやすいかも。
手術はコワい、というヒトは、この方法、試してみては?
ただ・・・。
大学病院のドクター(主治医ではありません)がこうも言っていたけれど、
男性患者で、神経質なタイプのヒトは、
他焦点レンズも、人口ガチャ目状態でも、不満が残りがち、だとか。
「近くも遠くも見える」のを、子供の頃の視力が復活する、と思い込み、
「近くも遠くもそれなりに見える」という状態が気に入らない。
そういう残念な結果になってしまいがちなんやそうな・・・。
他焦点レンズも、人口ガチャ目状態も、鷹揚な態度で、
「ま、こんなもんでしょ」と受け止められるヒトの方が向いている。
神経質で、子供の頃の視力よもう一度!と思っているヒトは・・・。
老眼鏡をかけてた方が、向いてるかも。
老眼を治す手術がある!
安易に飛びつく前に、自分がその術式に向いているかどうか、
じっくり考えた方がイイよ~~~。
早く梅雨明けしないかなぁ・・・。