話題性 だけで商品 売れへんで。

              

ニュースや話題になったものにまつわる、関連する商品は売れる。
よくよく、知られたこと。
たとえば、テレビでスタジオジブリの映画が放映されたりすると、
ジブリのDVDやブルーレイ、CDやらがぽんぽんと売れる。
でも・・・。
時には、売れないこともある。
話題性だけで商品売れへんで。

どういうことか、と言うと・・・。

たとえば。

先日、紅白歌合戦の出場歌手が発表された。

当選組・落選組、それぞれに話題性があがったわけやから、
あらかじめ紅白に選ばれそうな歌手・ミュージシャン関連のものを、
密林様に仕込んでおけは、発表のタイミングで売れた、と思う。

ところが。

我が家の大きな子供(夫とも言う)と私が出品していた、
今回の紅白歌合戦に出場が取りざたされた、とあるミュージシャンの関連グッズ。

出場歌手が発表された日に、私の出品は全部、お客様にお求めいただいた。
在庫がなくなったので、追加しないとな、と思っている。

でも、我が家の大きな子供(夫とも言う)の出品物は、1個も売れなかった。

値段が私のより少しだけ高くしてあったけれど、商品コンディションも同じ。

中古ではなく、新品。

何であんさんのだけ売れて、わしのは売れんねん!!!と、ぶーたれている。

文句ぶ~ぶ~言うより、やるべきことが他にあるやろ?
考え名アカン、大事なことが。

この差を生んだのは、いったい何やったのか?
それ、考えなアカンやろ。

もちろん、少しでも安く買いたい、というお客様もいらっしゃるけれど、
コアなファン向けの商品やから、そういうお客様が「少しでも安く」と行動したのは、
考えにくい。

むしろ、好きなものにこれだけお金を出せる自分、にニンマリするタイプやろうし。

となると・・・。

我が家の大きな子供(夫とも言う)と私の出品で、大きく違うところは何か?
ということを、突き詰めて考える必要が出てくる。

とりあえず・・・。

ヤツの出品コメントを読んでみた。

すると・・・。

短い。

しかも、商品の状態を、的確に伝える表現が、乏しい。

新品だから、と思ったのかもしれないけれど、これやと、お客様はためらうぞ。
おそらく、お客様は女性のほうが多いやろうし。
新品と言えど、商品の状態は、イメージしやすくコメント書かないと。

薄利多売でとにかく数をこなすなら、出品ツールで、
定型コメントでもいいけれど・・・。

短く、的確に、商品の状態を、イメージできるように、お客様に伝える。
これが、商品コメントを書く極意。

今回、図らずも、我が家の大きな子供(夫とも言う)に、コメント勝ちした私。

話題性だけで商品売れへんで。

お客様に訴求するよう、努力しないとアカン。
うん。