またまた台風が日本列島に接近しているけれど・・・。
台風が10月に、こんなに何度も日本列島を襲撃することって・・・。
過去にあったっけか・・・?
急に涼しくなるし、やっぱり地球の気候はケッタイなことになってんのかいな・・・。
さて。
先日の、その台風襲来時。
これまでの経験からすると、こういう日ってモノが売れない。
台風襲撃する、という時は台風情報収集とか場合によっては避難とかしないとイケナイので・・・。
基本、ネットで買い物をすることはなくなる。
穏やかに雨や雪が降っているときなどは別で、外出できない分、ネットで買い物を楽しんだりする・・・。
・・・と、思っていた。
しかし、この前の台風襲来時はその経験則に反した動きが起きた。
何故か、自己発送のモノがポコポコと旅立っていったのだ。
はて・・・?
何故、これまでと違った動きがあったのだろう・・・?
台風一過の空を見上げながら、暴風で荒れ果てた我が家のベランダを片付けていて、気づいた。
そうだ、売れたのは・・・専門書だった・・・と。
学生時代、授業中にとある教授が話したことに、聞いていた学生一同で唖然としたことがある。
学生運動が盛んだった頃、血気盛んな学生が学外のヒトに迷惑(?)をかけないよう、教職員で大学周辺を持ち回りでパトロールしていたその教授。
もし、パトロール中に血気盛んな学生と鉢合わせし、彼らが極端な興奮状態だったりしたら、「ト~キョクのマワシモノ~!」などと因縁(?)つけられ、襲撃されかねない、危険な任務でもあった。
ところが、その教授。
その危険と背中合わせのパトロール中に、土器の破片を発見した。
「これはもしかしたら、弥生時代の遺跡が出るかも」と思い、パトロールそっちのけで周囲を調べ始めてしまい・・・。
他の教職員を唖然とさせたそうな・・・。
そう、学者というヒトたちは一部を覗き、浮世離れしたところのあるヒトたちの群れ、だ。
だから、台風が接近していても「この本は必要ですね」と判断すれば、大学のPCでポチっと注文する、というのはありえる。
あの専門書は・・・。
多分、そうやってポチポチとされたんやろうなぁ・・・。
お客様の購入のタイミングは、ホントに人それぞれやなぁ・・・と、改めて思ったのだった。
恐らく、「これ欲しい」と思ったのがたまたまあの日だった、というだけの偶然の産物。
ゆめゆめ、専門書は悪天候でも売れる、などと解釈し、ノウハウやと誤った思い込みをいただかないようにね~。
それにしても・・・。
購入してくれたセンセ~の大学、台風の被害はなかったんやろうか・・・。
教授の発見はのちに発掘調査へと発展したのでした・・・。