ビールのコマーシャルで、とあるプロ野球選手が、
「目標は低く設定する」と言っていた。
決して、目標を低く、志も低く・・・ということではない。
目標を低く設定し、クリアしたらまた新しく目標を立て、
それを達成し、また新しく目標を立て、それを達成するために努力し・・・。
それを繰り返すことで、最終的に大きな目標を達成する、というワケ。
聞いていて、賢いやり方やな、と思う。
たとえば・・・。
あくまでも、大雑把な例やけれど・・・。
せどりを始めたばかりのヒトが、いきなり1ヶ月で月商100万円達成!という目標を立てても、
それを実現するための仕入れ資金や、売れるものを仕入れる力がなければ、達成できない。
中には、資金力もセンスもあり、いきなり達成するヒトもいるやろうけれど。
せどり初心者の大半・・・いや、ほとんどが、おそらくそんな離れ業を達成できないやろう。
そうなると、どうやって達成するか、と言うと・・・。
まず、何ヶ月で月商100万円を達成するか、を考える。
月商100万円を達成するために、まず1ヶ月目は10万、2ヶ月目は20万・・・と、
達成する目標を、低く、細かく設定し、それを達成したら、次を達成。
それを、ひたすら繰り返し、最終的に月商100万円を達成するようにする。
コマーシャルのプロ野球選手の目標達成方法、いろんなことに応用が効く。
ヤ◆ハに勤めていたころ、半年毎に目標をいくつか立て、
6ヵ月後にそれを達成するために、1ヶ月ごとに何をやるべきか、
細かく設定し、その1ヶ月ごとの細かなやるべきこと、達成すべきことができたら、
そのマスの色を塗り、達成度を可視化していた。
そのやり方に似ている、とも思う。
私が勤務していた当時の社長が、その目標達成方法を従業員マネージメントに取り入れ短やけれど、
もしかしたら、あのプロ野球選手、身近にあの目標達成方法を実施していたヒトがいたのかも。
今年の上半期の目標も、1ヶ月ごとに細かく区切って、やるべきことを箇条書きし、
目標達成シートを作成した。
オシゴト用のシステム手帳に、早速貼り付ける。
こうやって、目標は折に触れて見返すようにし、達成したら、マスを色塗りして、
達成度を可視化していく。
こうやって色塗りしていくと、白いところがあるのが何だか許せず、
せっせと達成しようとするようになる。
ラジオ体操のシールを毎日貼っていて、1日抜けると気持ち悪い・・・。
あんな感じになったら、しめたもの。
ついでに、達成度に応じて、自分で自分ににんじんをぶら下げる。
半年後、どのくらい達成しているか?
日々精進、これあるのみ。