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予備基盤 手にし備える 魔改造 〜おのれ、Apple Pro Speakersめ!その2〜

              

ドライバを探し当てたけれど、インストールがうまくいかない、
憎ったらしい毒林檎純正スピーカー。
それでも、大きさの割に音がいい、デザインがなんだかオシャレ、に見えるので、
「林檎」ユーザーだけでなく、「窓」ユーザーも、なんとかして使いたい、と願う、
そんな先人がネット上には大勢いる。

ドライバがどうしようもなさげなので、こうなったら、
ネット上の先人を見習い、純正スピーカーを、魔改造するしかない。

先日、秋葉原に部品調達に行ったのは、実は、この純正スピーカーの、
アンプの基盤を買うため、でもあった。

は?

なんで、「林檎」の、昔の製品の、部品があるの?とツッコマれるかも。

G4 CUBEは、スティーブ・ジョブズが、デザインと性能の良さで、
爆売れするだろう、と自信満々に、世に送り出した製品だった。

でも、いまひとつ、世の中には受け入れられなかった、と言うか。

ライトユーザーは、同時期に存在していた、iMacを購入したし、
ヘビーユーザーには、スペックがいまひとつ響かなかったのか。

たった1年で、生産終了してしまった。
大福だって、2年ちょい販売してたのにねぇ。

アンプの基盤を生産していたのは、日本の部品メーカーだったのだろう。

そしておそらく、生産終了で、大量に残った基盤を毒林檎は引き取らず、
それらは、メーカーの手元に残された。
現金化したいメーカーは、当然、欲しいヒト向けに販売する。

こうして、毒林檎純正スピーカーのアンプ基盤は、秋葉原で入手出来るようになった。

島野製作所が毒林檎を訴えたのがニュースになったことで、
明るみに出た、下請けメーカーに対する毒林檎のえげつなさ。
ティム・クックになって悪化したように見えるけれど、
実はジョブズが元気だった頃から、その傾向はあったんかも。

先人のサイトによると、この基盤、以前は1500円くらいで売られていたらしい。
それが、だんだん値を下げていき、先日、私が購入した時は600円。
この値段で予備の基盤を手に入れられるのは、ありがたや。

アンプのケースを開けて、魔改造するときに、
万一、基盤から端子を剥離させてしまったら、使い物にならなくなる。

そうなったらマズいので、予備基盤が手元に欲しかった。

私が下手の横好きの電子工作をやりだすと、我が家の大きな子供(夫ともいう)が、
「手伝ったろか?」とちょっかい出してくるけれど、
ヤツはもともと「窓使い」なので、林檎を弄らせると、なぜか悲惨な結末になるのである。
一張羅の基盤を破壊されたら、元も子もないがな。

首尾よく予備を使わずに魔改造成功した場合は、
基盤を使いまわせばいい。
それに、何よりも安いから、ホンマにありがたや。

ただ、もし、el capitan自体の問題で、USBスピーカーが使えないとしたら、
魔改造が無駄な作業に終わってしまうので、それは避けねば。

とりあえず、他のUSBスピーカーを試してみて、それで音が出れば、
毒林檎純正スピーカー自体の問題になる。

魔改造するのは、それからやな。

不具合の問題は、切り分け、可能性を一つずつ潰していくのが一番。

というわけで・・・。

オシゴトの合間の息抜きに、こんなことをせっせとやっている、今日この頃。

面白いけど、オシゴトよりイラっとすることが多く、息抜きになっとらん気も・・・しないでもない。

ドライバを 探し当てては みたものの

              

昔懐かしG4 CUBEで使っていた、Apple純正のUSBスピーカー。
単純に考えれば、PCのUSB端子にさせば、使えるはず。
ところが、そこは「毒林檎」電脳の製品。
一筋縄ではいかない。
USB端子に刺し、デバイスとして認識しているのに、音が出ない。

この純正USBスピーカー。
Apple Pro Speakersという。
品番は、M7963G/A。

もともとは、G4 CUBE専用品で、無音時にも結構な電気を食うらしく、
他の林檎PC本体のUSB端子だと、電力不足で鳴らないそうな。

電力供給してやれば鳴るので、他の林檎マシンに接続する時は、
給電型のUSB HUBで電力供給する。

OS Xのアップデートが進み、パワーPC系のマシンにインストール可能な、
10、5までは、その方法で鳴らすことができた。

ところが。

「毒林檎」電脳がパワーPC系を見捨て、インテル系のPCにしかインストールできない、
10.6以降は、すんなりその方法で鳴らすことができなくなった。

 OSにバグでもあったのか、10.5にあるドライバを、10.6のそれと置き換えてインストールしないと、
林檎の純正品のくせして鳴らない、という状態に。

それでも、そのドライバ、ネット上で今でもダウンロードできるように、
提供してくれてるヒトもいる。

だから、ちょっと前までは、その方法で使えるようにしていたヒト、
結構いたんやろうな、と思う。

ところが。

その方法が通用したのは、10.7まで、みたい。

ドライバをダウンロードして、インストールしようとしたけれど、
私のmac miniのel capitan。

ビクともしない。

相変わらず、デバイスとしては認識しているのに、音が出ない。

アンプにはヘッドフォン端子があるので、そこにイヤホン突っ込むと、
ちゃんと音は鳴っている。

ということは、アンプは生きている。
USBのケーブルも生きている。
でも、音は出ない。

足りない脳みそで、音が出ない原因を考える。

1、el capitanに上記のドライバが非対応でインストールできない、それで音が出ない

でも、それならそもそも、USB接続のデバイスとして認識しないような気がする。

2、スピーカーケーブルが断線している

それなら、認識してるのに音が出ないのは納得がいく。

3、そもそも電力不足

給電型のUSB HUBに接続してるから、電力足りてると思うけどなぁ。

ただ、ネットでググったら、el capitanは、USB接続のオーディオで、
音が出ない、という問題が出てたりしたらしい。

もしかしたら、el capitanの問題なのかもしれない。

とりあえず、他のUSBスピーカーを接続して、音が出るなら、
el capitanの問題ではなくなるから・・・。

試してみるかな。

それにしても・・・。

おのれ、毒林檎め〜〜〜。

マケプレの 評価依頼の メール来た〜Komputerbayのメモリ〜

              

mac miniのカスタマイズで、ファームウェアを書き換え、
メモリを最大限搭載し、HDDをSSDに換装してから、約2ヶ月経過。
「窓」より「林檎」の方が、搭載メモリが多いので、処理速度が早い。
作業がはかどるなぁ、と思っていたら、密林様の出品者からメールが。

なんやろ?と思いつつ見てみると、
「お買い上げ頂いたメモリはいかがですか?」とある。
ずっと読んでいくと、評価依頼のメールやった。

私が購入した時は、商品ページに日本進出記念と書いてあった。

今は無くなっているけどね、日本進出記念の文字。

ネットで調べたら、まだ設立からそんなに年数の経っていない、若い会社みたい。
ヨーロッパの会社なのかしらん、と思っていたけど、
どうやら、アメリカのニュージャージー州にあるみたい。
会社名はKomputerbay
カメラ用のメモリーカードと、「林檎」用のメモリが主力商品っぽい。
もしかしたら、米国本国の林檎電脳退職したヒトが起業してたりして。
アメリカ国内向けに通販もやっている。

日本では、Bengal memoryという会社が、密林様に出品している。
特商法の表記を見ると、住所は海外、責任者も日本人ではない。
アメリカの州の略号から考えると、インディアナ州にある法人だと思う。
もしかしたら、輸入やってる目利きの効くせどら〜が、米国内で現地の業者と提携して、
日本国内で密林様に出品したのかしらん。

どんな会社が製造して、どんな会社が販売して・・・。
という部分がよく見えなかったので、購入するのに不安がなかったわけではない。

こういう時は、実際にこのメモリを購入したヒトの、レビューを読み倒すに限る。

すると、「林檎」はマシンとメモリの相性がシビアで、運が悪いと認識しないけれど、
概ね、高評価を得ている。
しかも、永久保証、と謳っていて、他のメーカーよりリーズナブル。

相性が悪かったら、「ごめんよ」と返品すればいいし、
ええい、購入してまえ!!!

日本の密林様のFBA出品だったので、注文翌日には手元に。

認識するかな・・・と、ドキドキしながら増設する。
すると、あっさりそれまでの倍の容量、認識。

特に不具合を起こすこともなく、安定してサクサクと動作している。

マシンとメモリの相性、ってあるけれど、
そこに引っかからなければ、価格もリーズナブルだし、
品質もよいから、オススメメモリやと思う。

ただ・・・。

評価依頼のメールに「評価のない中購入いただき」なんてあったのは、
最初期の頃から、文言使いまわしちゃってるんやろうね。
いやいや、私が購入した時、もういくつも評価ついてたやん。

せっかく、いいもの提供してるんやし、評価も増えてるんやし。
評価依頼のメールの文言、直したほうがええんちゃう?

密林マケプレの評価、以前に比べて入りにくくなってる。
Bengal memoryみたいに、お客様に評価を依頼して、
数を貯めていくのも一つのテ。
どうやってお願いするか、そこは出品者自身の工夫次第。
うん。

大人気 鳥獣戯画は ガチャまでも

              

子供の頃から、鳥獣戯画が好きやった。
昨年の上野での展覧会は、招待券を2枚いただいたので、
上期、下期、それぞれ1回ずつ観に行った。
作品保護の観点から、展示替えがあったのよね。
長蛇の列、3時間待ち。
さすがに、伊藤若冲の6時間待ちは耐え切れず、諦めたけど。
鳥獣戯画だと我慢できるのは、愛?

さて。

その鳥獣戯画、なんだか以前よりもさらに人気が高まったような感じ。

もともと、人気の高い国宝で、小学館の雑誌、和楽が創刊された時には、
創刊号から半年間、毎号、海洋堂が作成した、鳥獣戯画のフィギュアが付録についた。

当時、和楽は書店で購入することができない、年間購読(半年もあったかも)のみ、
毎号ご自宅にお届けします、というスタイルで販売された雑誌。

もちろん、私。
鳥獣戯画のフィギュア目当てで、年間購読しましたとも。
そしてもちろん、その和楽の付録フィギュア。
我が家に、大切に保管されている。

その和楽も、宅配、年間購読だけでは販売が厳しかったのだろう。
1ヶ月だけでも宅配購入が可能になり、そのうちに書店でも購入できるようになった。
そして、今では毎月発行から、隔月刊に。
雑誌が売れない、出版不況が透けて見える事態になっている。

話がそれてもうた。

鳥獣戯画、漫画のルーツとも言われている。
鳥羽僧正が描いた、と言われていたけれど、近年の研究では、
宮廷絵師集団が描いたんじゃないか、と言われている。

鳥獣戯画関連の書籍もいろいろ出ているけれど、
ついに、というか、とうとう、というか。
カプセルガチャにもなった。
第一弾がこちらで、

第二弾がこちら。

第三弾は根付らしい。

一つ300円のカプセルガチャの、コンプリートセット。
密林様でプレミア価格になって、上に紹介した感じ。
どちらのガチャも、リリースされてあっという間に、売り切れ。
それにしても、すごい人気。
中には、コンプリートして、ヤフオクや密林様で売るぞ、と考えたツワモノがいただろうけれど、
第一弾も第二弾もなんだかかわいらしくて、手元に欲しい、と思ったヒト。
それだけ、大勢いてはった、ってことなんやろうなぁ。

全種首尾よく揃えたとして、7種の場合、2100円。
プレミア価格でも、全種揃えたいヒトにとっては、手間暇かけるより、
高くてもいっぺんに、確実に揃えられるのがいいんよね。
ビジネスの基本は、顧客の問題解決。
漫画の全巻セットが、バラ売りで揃えるより高くついても、売れるのも、
確実に一気に手元に入手できる、からよね。

そう、ビジネスの基本は、顧客の問題解決。
こんなところにも、透けて見える。

夏に向けて扇子新調。
白檀の香りが気持ちいい。
扇子って、男女用分かれてるけど、大きさの違いだけで、女性が男性用使ってもOK。
扇子袋も、この柄で新調してもうた。
ちなみに、密林様では、再入荷の見込みなし。

密林様で検索すると、鳥獣戯画グッズ、わんさか出てくる。
大人気やねぇ・・・。

最大の セールスポイント 見えてない?!〜浜松の中のブラジル〜

              

誰にでも、何かしら強みがある。
チャームポイント、というか、セールスポイント、というか。
でも、自分の中にある、その強みに、自分自身で気がつくことは難しい。
客観的に自分を見るのが難しい、のもあるけれど、
「こんなん、強みになるん?」と、他者から見た自分の強みに無頓着で、
正当に評価できないから、かも。

なんで、こんなことを書いているか、というと。

今日、Twitterで、WEBマーケティングのコンサルである、
永江一石さんが、こんなことを呟いていたから。

「浜松市って本当にモッタイナイ。
街中ブラジリアンばっかりでブラジル食材のスーパーとかブラジリアンばっかりのカフェとかたくさんある。
リオのオリンピックも間近だから、日本に居ながらブラジル気分のアピールやったら日本中からかなり集客できると思う。
ブラジル遠すぎて行けないもん。」

その呟きを眺めていて、永江さん、以前にブログでも書いていたなぁ、と思い出す。

浜松は我が亡母の故郷。

私が物心ついた頃はもう、街中にブラジル人がいっぱいいた、と記憶している。

今では、 ブラジルの食材を扱うスーパーがあり、レストランがあり、
小学校や中学校には、1学年に(いや、もしかしたら1クラスかも)ひとりくらい、
ブラジル人の子がいて、在浜松ブラジル総領事館があり、ブラジル銀行濱松支店まである。

永江さんがつぶやいていたように、ブラジルで開催される、
ワールドカップとかオリンピックに合わせて、観光客を誘致する動きがないのは「モッタイナイ」。
そんな風に映るやろうなぁ。

なぜ、浜松市は、観光資源として、街中がブラジルブラジル・・・していることを活かさないのか?

それはおそらく、「それが観光資源になるかも」なんて、考えていないから。

もともと、静岡県は日本のブラジル、と言われている。
特に盛んなのは、静岡県中部、藤枝市、清水市(現静岡市清水区)のあたり。
明治時代に、藤枝東高校(ゴン中山隊長母校)の前身の旧制中学が、
体育にサッカーを取り入れ、それが広まったから。

学校の合併でなくなってしまったけれど、Jリーガー養成校とまで言われた、
清商(清水市立商業高校)なんて、ブラジル人コーチ、招聘していたし。
今では、日本のサッカー人口も増え、全体のレベルが上がったので、
静岡一人勝ち、状態はなくなったけれど。

もともと、サッカーが盛んな静岡県内で、サッカー部を持っていて、
大規模工場を持っている企業は、静岡中部ではなく、西部の遠州地域に存在していた。

高度成長期以降、工場労働者として、出稼ぎで日本にやってきた日系ブラジル人。

彼らが遠州に引き寄せられたのは、一つには静岡が日本のブラジル、
と言われたサッカーどころであり、遠州では本田技研とヤマハ発動機の2社が、
天竜川を挟んで、サッカーでにらみ合っていたのも作用しただろう。
ちなみに、この2社の対戦、天竜川対決とか呼ばれていた。

40年以上前のこと、彼らの母国の国技であるサッカーとはレベルが全く違ったろう。
それでも、「おらが会社のサッカーチーム」を観戦・応援するのは、楽しかったはず。

その他に、よそ者である、和歌山出身の山葉寅楠(ヤマハ創業者)の起業を受け入れる、
遠州人の大らかさ。
気候も穏やか、食べ物は美味しい。
物価も首都圏よりずっと安く、生活しやすい。

こうした条件が重なり、最初期に来た日系ブラジル人を頼って、その友人、知人、親戚が来日する。

そうして、どんどん浜松に、日系ブラジル人が増えていき、どんどん浜松に溶け込んだ。

今では、日常に当たり前のように溶け込んでいるので、それが他地域の人から見たら、
物珍しく見え、観光資源になるかも、なんて考えられないくらい、
すっかり日常化してしまった。

自分にとっての当たり前のことが、他人から見たら凄いこと、だったりする。

自分には強みになるようなものなんて何もない、なんて諦めムードになる前に・・・。

もう一度、じっくり考えてみるべし。
自分の中に、「浜松の中のブラジル」みたいなもの、見つかるかもよ。