我が家のシャアとセイラの兄妹猫。
シャアは、デビーちゃんではないけれど、限りなく7キロに近い、デカ猫である。
ちなみに、セイラはメス猫としては標準サイズより、若干大きめ。
6匹いる兄弟姉妹猫の中で、多分、シャアが一番でかく育った。
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シャアは、妙に穏やかなニャンコである。
キャツが怒ったのを見たのは、今までに１～２度しかない。
1度目は、去勢手術の麻酔が切れ、意識を回復したとき。
痛みで怒り猛って、お世話になった獣医さんから、「早く迎えに来て」と言われてしまった。
おまけに、「しゃ～しゃ～よく怒るからシャアって言うんでしょ？」とも。
「いえ、ガンダムのシャア・アズナブルからです」と言ったら、
獣医さん、アニメを全然見ないヒトだったので「ガンダムって何？」とも聞かれたのだった。
自分の基準でモノゴトを見たらアカンね・・・。
そう思わされたよ、この一件。
セイラは、運動神経がいいんだか悪いんだかよくわからない。
網戸でボルダリングをするのが趣味だけれど、身軽か、と言うと・・・。
テーブルに飛び乗ろうとして、失敗して床に落っこちてたりする。
すばしこいんだかどんくさいんだか、よくわからんニャンコなのである。
セイラの別名は、ドンコという。
しいたけとちゃうよ。
さて。
そのセイラが、今日、我が家に入り込んできた、虫を見つけた。
「エモノ、ハッケ～～～ン！！！」と迎撃態勢に入り、
飛び上がって、一発で仕留めた。
おお！！！
セイラ、すごい！！！
ドンコは失礼やったかも。
そう思いつつ眺めていたら、捕まえたエモノを弄び始めた。
たっぷりいじくってから、おやつにするんやろうなぁ・・・。
猫らしいねぇ。
すると、突然シャアがそこに現れた。
ん？と思っていたら・・・。
シャア、妹が捕まえたエモノ、ささっと横取りし、パクッと食べてしまった！！！
妹の上前はねるんかい・・・。
キャツにこんな一面があったとは・・・。
普段は穏やかやのに・・・。
こんなこすっからい（？）一面があったのかい！！！
びっくりしたわい！！
ていうか、エモノ欲しかったら、自分で捕まえろや！！！
まあ・・・。
セイラが甘え倒している分、甘えたいのを我慢してる。
そんなこともあるかもしれないけどさ・・・。
そんなシャアの本名は、キャスバル・シャア・アズナブル・虎太郎、という。
最後の虎太郎は・・・。
育ちすぎたシャアを見た我が家の大きな子供（夫とも言う）が、
「虎の子供みたいやな・・・」とつぶやいたことと、
超強力なジジコン（おじ～ちゃんコンプレックスのことね）の私が、祖父の名前から、くっつけた。
祖父は、虎年生まれで虎太郎、と言った。
シャア。
お願いやから、それ以上大きくならないでね～～～。
7キロを超えるのだけはやめてくれ・・・。